ハイクラス転職に特化したビズリーチでは、「転職活動のサポートが少ない」「悪質・最悪な求人を紹介された」と悪い評判を聞くことがあります。
一方でビズリーチは、2021年にオリコンが発表した、満足度の高い転職サイト総合ランキングで2位に入っていました。
SNSや2chなどの評価を気にしすぎると、ビズリーチに在籍する優秀なヘッドハンターから求人を提案されず、転職のチャンスを逃してしまう可能性も。
この記事ではビズリーチの評判と口コミを独自アンケートとSNSで徹底調査し、30代・40代・50代の転職に向いている理由を解説します。
あなたにビズリーチがあっているかどうかや、メリットやデメリット・他の転職サイトとは違うポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- ビズリーチの悪い評判・口コミをアンケートやSNSで調査
- ビズリーチの良い評判・口コミをアンケートやSNSで調査
- ビズリーチの評判からわかった4つのメリットは?アンケートやSNSで調査したビズリーチの強み
- ビズリーチの評判からわかる3つのデメリットとは
- ビズリーチでの評判からわかるおすすめな人の3つの特徴
- ビズリーチでの転職をおすすめしない人の2つの特徴
- ビズリーチと他の転職サイトとの違いや特徴とは
- ビズリーチを上手く活用するための5つのポイントとは
- ビズリーチ利用する際に注意したい項目
- ビズリーチの登録から内定までの流れについて紹介
- ビズリーチは他の転職エージェントとの併用がおすすめ
- ビズリーチと併用におすすめな総合型・特化型転職エージェント
- ビズリーチを利用するときによくある質問
- ビズリーチはキャリアやスキルなどに自信があれば登録しよう
ビズリーチの悪い評判・口コミをアンケートやSNSで調査
ビズリーチの悪い評判・口コミを、独自のアンケート調査とSNS(Twitter)で調査した結果を、以下にまとめてみました。
- すべてのサービスを利用するには有料プランに課金する必要がある
- 転職活動のサポートが少なく対応にムラがある
- 企業側のスカウトが少ない場合もある
- 2chでは最悪な求人を紹介されて悪質だという声も
詳細を見ていきましょう。
すべてのサービスを利用するには有料プランに課金する必要がある
ビズリーチは有料プランに課金しないと、すべてのサービスが使えないとの声が多数ありました。
30代・男性、正社員、教育業
ビズリーチに限らずだと思いますが、ハイキャリアな転職を掲げている分、スキルや資格がないとなかなか厳しいように感じました。
また、プレミアムプランの料金が少々高いように思いました。30日間を過ぎると追加で費用がかかってしまいますので、その辺りで焦ってしまう人もいると思います。
30代・男性、正社員、製造業
その一方では企業スカウトがなかなか来ません。あとヘッドハンターからの勧誘が多すぎる。
あと非公開求人見たいのに課金しなきゃ見れないというのも不便だし
そっちの方がいい求人があるだろうと思わせて課金させるのもどうかと思います。
ビズリーチ、有料会員にならないと通常スカウトの内容見れないので結構厳しい。
プラチナスカウトは見れるけどそんなに来るもんでもないしなぁ。
転職本気な人は素直に有料会員に投資するのかしら。— まっさん@箱根200までに復活予定 (@weekday_cyclist) December 13, 2019
転職フェアは割と情報収集できるのでいいらしい。行ったことないし実際はどうなのか知らんけど。
ビズリーチは課金しないと企業名出てこなかったりするのが面倒なのよね。それなりの企業は見つかりやすいけど。— 【231/460】かがみん (@Alice_itml) April 16, 2022
他社の転職エージェントの多くは、無料ですべての機能が使えるため、不便さを感じる人がいました。
ビズリーチには『プレミアムステージ』と呼ばれる、有料プランが用意されています。
有料プランを利用するための支払い方法は、クレジットカードのみとなっています。
クレジットカードを持っていない人は事前に作っておくと、ビズリーチの機能をスムーズに利用できます。
転職活動のサポートが少なく対応にムラがある
ビズリーチは転職活動のサポートが少なく、ヘッドハンターの対応にムラがあると感じた人もいました。
30代・男性、正社員、ホテル業
ビズリーチからのサポートは記憶にないくらい、なかったように思う。年収を上げるのはよほどのスキルや実績のある方だけのように感じた。
またプラチナスカウトにてオファーが数社きたが、このスカウトは一見採用確約のように感じたが実際はそうでもなかった。
30代・男性、正社員、サービス業
営業担当の差はあるのかなと思いました。私は良い担当でしたが私の友人が担当した方はフォローがなかったり、電話してもレスが遅かったりとイマイチな評価でした。
営業担当で差がでてしまうと紹介を依頼している企業にマイナスになるので改善してもらいたいです。
40代・男性、正社員、製造業
なかなか連絡が取れないことがしばしばあり、疑問に思った点を尋ねても二日後や三日後に返答があり、ストレスを幾分感じました。
こちらの説明不足もあったと思うのですが、望んでいる答えを得られないこともあり、コミュニケーションギャップを感じました。
20代・女性、正社員、広告業
特に悪いとは感じませんでした。
ただ、サポーターの方も仕事だから仕方ないとは思いますが、若干、紹介→採用にいたった場合にはノルマとかあるのかな、と感じる部分もありました。
ほんの少しだけ強引さ?を感じました。
転職活動への手厚いサポートを期待していると、対応を不十分に感じる可能性があります。
企業側のスカウトが少ない場合もある
ビズリーチは企業側のスカウトが少なく、希望する求人が見つけにくいとの声が多数ありました。
30代・女性、正社員、IT
スカウト数が多く、毎日大量のメールが来ること。
また、企業からのスカウトではなく、スカウト専門の企業からのメールが多いのが難点だと思った。
20代・女性、医療・福祉
幅広い職種を扱っているため、専門的な職種については求人が少ないと感じました。
男性の職員が多い印象があり、女性目線での職の提案が少なく、提案された職種が男性向きが多かったです。
20代・女性、接客業
あまり自分が求めている求人が少ない
【スカウトサイト感想②】
ビズリーチ:そもそもスカウト数が少ない、月額が高いので『なんとなく登録しとこう』には向かない(課金したら多少スカウトは増えるイメージ)スカウト元は7割エージェント、アンマッチ率はリクルートに比べると体感的には低い— Lena (@naivete_l) February 1, 2022
ビズリーチは年収1,000万円以上の求人が3分の1を占めるため、求職者の年収によっては
企業のスカウトが少ない場合もあります。
2chでは最悪な求人を紹介されて悪質だという声も
2ch(2ちゃんねる・現5ちゃんねる)では、最悪な求人を紹介されて、悪質だとの声が多数確認できました。
ありもしない優良求人を餌に休職者から登録料、紹介料をとるゲスな求人紹介会社です。内部告発、ちなみに、お金で評価サイトも操作してます
引用:5ちゃんねる
訳わからんヘッドハンターを自称する人たちが、非公開求人と称して情報を小出しにアプローチして来て、大した求人じゃない案件に対して、こっちのCVを渡すことになる。
企業もアプローチしてくるけど、聞いたことない弱っちい企業ばっかり。
引用:5ちゃんねる
結局エージェントが早目に決まりそうな糞求人持ってきてるだけに感じるわ
ヘッドハンター笑も何度もメールしつこ過ぎてうんざりする
どう使えば正解なんだ
引用:5ちゃんねる
またアンケート調査でも、以下のように紹介される企業の質がよくないとの声も。
20代・女性、派遣社員、SE
紹介してくれる企業の質が悪い。条件にあっていない。
ただ2ちゃんねるは過激な書き込みが行われる場合もあり、信ぴょう性については微妙な部分もあります。
コメント欄や電子掲示板などの場所では、個人を誹謗中傷する内容の書き込みや、無意味な文字の貼り付け、不正な動作を行うHTMLタグの書き込みなどの迷惑行為(いわゆる「荒らし」)を受けることがあります。悪意を持って、特定個人に関する情報が書き込まれる場合もあります。
引用:総務省
実際にビズリーチの口コミや評判を調査して、デメリットよりもメリットを感じた人の方が多かったのは事実です。
高年収の求人を紹介してもらいたいときや、企業からのオファーを直接もらいたいなら、ビズリーチは利用する価値が十分あると言えるでしょう。
ビズリーチの良い評判・口コミをアンケートやSNSで調査
ビズリーチの良い評判・口コミを、アンケートとSNS(Twitter)で調査した結果は、以下のとおりです。
- 年収800万円以上・外資系などの高収入求人が多く質が高い
- 管理職や経営層などの求人が豊富に揃っている
- オファーの質が高いヘッドハンターと人脈が築ける
- 無料会員でも十分転職活動に役立った
「高収入求人を探せる」「質の高いヘッドハンターとのつながりができる」との声が多く、キャリアアップしたい人に向いている転職エージェントと言えます。
以下で詳細を見ていきましょう。
年収800万円以上・外資系などの高収入求人が多く質が高い
ビズリーチには、年収800万円以上や外資系などの高収入求人が多いとの声がありました。
その他に、求人の質が高いという口コミも多く見られました。
30代・男性、正社員、教育業
高水準な年収の求人が多いので年収をアップさせたい方々にはお勧めできると思います。
また、サポートサービスもしっかりしているので親身に対応してくださいました。残念ながら私に合う求人は見つかりませんでしたが、登録して損はないと思います。
40代・男性、正社員、広告業
求人紹介数は少なかったですが紹介された求人の質は非常に良かったので個人的には満足出来ました。
サポート体制も充実していたので転職活動がスムーズに行えたので利用して良かったと素直に思えました。
20代・男性、正社員、マーケティング
企業から直接オファーが来る点。
年収帯が高く大手企業からのオファーも多々ある点。
また、人事と直接のやりとりができるので気になるポイントや事前に聞いておくべきことを確認できる。
企業によるが面接の質問内容を教えてくれるところもあった。
30代・男性、正社員、サービス業
併用していたエージェント会社より、高収入の企業が多く感じた。
私の場合、北海道での転職希望だったので紹介企業数は4社と少なかったですが、親身になって相談や意見を尊重してくれたので利用してよかったと思っています。
ビズリーチの求人見ると給与高いってやっぱり外資系が多いな。仙台からすらでたくないのに海外とか無理
— ナナキ🌥️猫ンサル (@nanaki11) July 1, 2019
管理職や経営層などの求人が豊富に揃っている
ビズリーチには、管理職や経営層などの求人が豊富に揃っているとの声を多数確認できました。
管理職や経営層の求人が豊富な点も、ビズリーチが30代以降に向いている理由の一つでしょう。
20代・男性、グラフィックデザイナー
ハイクラス転職ならビズリーチといったネームバリューがあります。
転職しようと思った時にまずどこの転職サイトに登録するかという問題に直面しますが、CMの効果ですぐに登録し、良い転職ができると期待できるところ。
40代・男性、正社員、不動産業
紹介された求人も全て雇用面や待遇面の条件が良いモノばかりでしたので本当に満足出来ました、総合的に見て満足な利用感でした。
転職エージェントなんて人事から出てきた求人右から左に流すだけかと思ってけど、人事すっ飛ばして経営層と話ができるエージェント捕まえると進みが非常によいのな。あっちも面子があるのでアレコレうるさいけど。マネージャー以上クラスの転職だとビズリーチに登録してそういうの引くの待ちがよさげ。
— ズキス (@Calahan44) August 30, 2021
ビズリーチって管理者とかチームリーダーみたいな上の役職で年収500万以上の転職を目指して登録する感じのサービスだったんやな、私の身の丈に合わない求人がとても来る
ワンチャン受かったら儲けものだけど— トリアス@生活リズム整え中 (@trias_v) April 20, 2022
キャリアアップを目指している人は、ビズリーチは利用価値の高い転職エージェントだと言えるでしょう。
オファーの質が高いヘッドハンターと人脈が築ける
ビズリーチには優良企業の求人をオファーしてくれる、質の高いヘッドハンターと人脈が築けるとの声も多数ありました。
転職活動を円滑に進めたいなら、質の高いヘッドハンターの存在は大きいです。
相性の良いヘッドハンターとは一期一会の出会いなので、質の高いヘッドハンターが多く在籍するビズリーチは価値が高いでしょう。
30代・女性、派遣社員、ネット通販
自分からしたい仕事を頑張って探すというよりも、ビズリーチの方が条件に合うものも積極的に何社も提案してくださりアドバイスもくれて本当に助かりました。
親身になってくださり親切な対応だったため、転職の際はまた利用しようと思いました。
30代・女性、正社員、製造業
親身になってくれるし自分ではどんな仕事をしたいのかどんな仕事が向いているのか悩んでいたら、一緒に考えてくれてアドバイスをしてくれた。
40代・男性、正社員、製造業
若い年齢ではないものの、こちらの希望条件をしっかりと聞いてくださり、可能な限りの紹介をするために時間を取ってくれた担当者の方にとても感謝しています。
面接のための提案も実際的なもので落ち着いて望むためのアドバイスが良かったです。
20代・女性、派遣社員、貿易
とにかくサポートが手厚いことが良いと感じました。私は前職の退職後に利用したので、早く職に就きたかったのですが、その中でも条件の良い求人を探してくれました。
また、面接や書類選考のサポートも助かりました。
ビズリーチには、転職のプロッショナルであるヘッドハンターが多数在籍しており、力強い味方になってくれるでしょう。
無料会員でも十分転職活動に役立った
ビズリーチは有料プランが用意されている数少ない転職エージェントですが、無料プランでも十分転職活動を進められたとの意見が、多数寄せられていました。
20代・女性、正社員、IT
様々な企業やエージェントから連絡が来るので、今まで知らなかった企業や業界に出会える機会が多いと感じました。
自己分析だけでなく他己分析もできるので、自分の強みや弱みを客観的にみることができ良かったです。
無料でも条件のいい求人を探したり、転職市場における自分の価値がわかるので、ビズリーチは利用する価値が十分あります。
ビズリーチの評判からわかった4つのメリットは?アンケートやSNSで調査したビズリーチの強み
ビズリーチについてのアンケートやSNSの調査でわかったメリットは、以下の4つです。
- 高年収求人が豊富で年収アップが期待できる
- 企業から直接好条件のスカウトを受けとれる
- ヘッドハンターの質が高く頼りになる
- 自分の市場価値を確認できるため選択肢が広がる
現在のキャリアを活かしつつ、企業やヘッドハンターからよりよい条件の求人を受けとり、キャリアアップを目指せるのがビズリーチの強みです。
以下でメリット4つの詳細を見ていきましょう。
高年収求人が豊富で年収アップが期待できる
ビズリーチは年収1,000万円以上の高年収案件が3分の1を占めており、年収アップが期待できる転職エージェントです。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向け高年収求人を多数掲載中。
引用:ビズリーチ
用意されている業種・職種も豊富で、以下の求人を検索可能です。
- IT・インターネット
- メーカー
- 商社
- 流通・小売
- コンサルティング
- マスコミ・メディア
- 金融
- 不動産
- 物流
- 建設
- 教育
- 官公庁
- 経営者
- 事業企画・事業統括
- 経営企画・経営戦略
- 新規事業企画・事業開発
- 合併・提携
各業種の経営層に近いポジションが豊富なため、今後キャリアアップを目指したい人には、うってつけの転職エージェントと言えるでしょう。
企業から直接好条件のスカウトを受けとれる
ビズリーチは企業から直接好条件のスカウトを受けとれるので、効率的かつ思いもよらない求人を見つけられます。
厳選された企業 導入企業数 17,100社(累計)
厳選された企業と直接コンタクトが取れるので効率的な転職活動が可能。
引用:ビズリーチ
企業はすべての求人情報を公開しているわけではなく、自社に必要な人材をピンポイントでスカウトする場合も多々あります。
応募が過剰にならないよう、非公開求人として採用活動を進めるケースも少なくありません。
ビズリーチでは、通常の転職活動では出会えない優良求人に出会える可能性があるのも、大きなメリットです。
ヘッドハンターの質が高く頼りになる
ビズリーチには支援実績によってランク付けされている、優秀なヘッドハンターが約5,100人在籍しているため、転職活動で非常に頼りになります。
一定の基準を満たした優秀なヘッドハンター
転職のプロフェッショナルであるヘッドハンターに相談可能。登録ヘッドハンター数 5,100人。
引用:ビズリーチ
ビズリーチのヘッドハンターは、面談した求職者の満足度や採用決定数などで評価されているため、一定の基準に達した人が一目でわかります。
自分に合いそうなヘッドハンターを積極的に見つけられるので、相性の合わない担当者を、事前に避けられるのも大きなポイント。
ビズリーチは、より質の高いヘッドハンターからのサポートを受けるシステムが確立している転職エージェントと言えます。
自分の市場価値を確認できるため選択肢が広がる
ビズリーチはあなたのキャリア・スキルを求めている企業からスカウトを受けられるため、自分の市場価値を確認できて選択肢が広がるでしょう。
実際にビズリーチを利用した人の7割以上が、自分の市場価値を知るために登録しています。
ビズリーチ会員の7割以上は市場価値を知るためにビズリーチを利用しています。企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることで、あなたの市場価値を知ることができます。
引用:ビズリーチ
ヘッドハンターからのスカウトメールでは「企業からどのような点であなたが評価されているか」がわかるため、自分の価値を再確認し、求人を探すときに役立つでしょう。
例えば金融業界で営業経験がある人に、外資系投資銀行や日系メーカーのセールスポジションのスカウトが届くなど、キャリアやスキルを活かした提案が来る場合も。
また複数の企業からもらったオファーを比較すれば、自分のキャリアやスキルに見合った適性年収を判断できます。
ビズリーチでは自分のキャリアを振り返った上で、現在のスキルを活かして別の業種にも挑戦可能です。
ビズリーチの評判からわかる3つのデメリットとは
ビズリーチのアンケートやSNS(Twitter)での評判からわかったデメリットは、以下の3つです。
- 経歴やスキルに自信のない人には転職が難しい
- 他の転職エージェントに比べてサポートが少ないことも
- 登録時に審査があり利用できない場合がある
高待遇向けの求人が豊富なので、利用できないケースもあるのが事実です。
以下で各デメリットの詳細を見ていきましょう。
経歴やスキルに自信のない人には転職が難しい
ビズリーチは経歴やスキルに自信のない人は転職が難しく、企業やヘッドハンターからのスカウトが来ない場合もあります。
「選ばれた人からのハイクラス転職サイト」とうたっているビズリーチでは、高年収の求人が豊富な分、人を選ぶ転職エージェントと言えます。
例えば年収200~300万円の場合だと、希望する求人を紹介してもらえない可能性も。
希望する年収を高めに設定しても、キャリアやスキルが求められるレベルに達していなければ、「自己分析ができていない」と判断されてしまいます。
客観的な分析に基づいたもので、妥当な金額として希望年収に反映されているかどうかをチェックします。
高すぎても低すぎても自己分析ができていないと判断されるので、前職における年収や希望年収が算出された根拠も踏まえて適正な金額を伝えるようにしましょう。
引用:ビズリーチ
自分の経歴やスキルに自信がなければ、リクルートエージェントのような幅広い条件の求人を用意した転職エージェントの利用を、検討してみてください。
他の転職エージェントに比べてサポートが少ないことも
ビズリーチは他の転職エージェントに比べてサポートが少ない場合もあり、転職経験が浅いと不満を感じる可能性があります。
転職エージェントでは、担当のアドバイザーが提出する書類の添削や面接対策を行ってくれますが、ビズリーチではサポートの範囲が限定的。
例えば面接対策は、ヘッドハンターからスカウトを受けると行われるケースがありますが、企業から直接スカウトを受けるとサポートがない場合あります。
ヘッドハンター経由の場合は、ヘッドハンターが面接日時の調整や面接対策などを行ってくれるケースがあります。
引用:ビズリーチ
もし転職経験が少なくて不安なら、リクルートエージェントのような、アドバイザーからのサポートが手厚いサービスを利用してみてください。
登録時に審査があり利用できない場合がある
ビズリーチには登録時に審査があるので、現職の年収やキャリア・保有スキルによっては、利用できない場合があります。
ビズリーチが保有している求人は、役職やポジション・待遇のハイクラスな求人が多い分、利用する人にも一定の基準を求めているのが現状です。
ただ現職での年収が高くなくても、審査に通過したとの声もあったので、審査自体は厳格すぎないとも考えられます。
ニートでロークラスだけど、ビズリーチの審査通った。
登録するの初めてだけど、無料でも普通に使えるのね。— iwatake (@iwatake2222) January 14, 2022
審査があるからといって諦めず、「とりあえず登録申請だけして通ったら使ってみる」とのスタンスでも十分でしょう。
ビズリーチでの評判からわかるおすすめな人の3つの特徴
ビズリーチでの評判からわかるおすすめな人の特徴は、以下の3つです。
- 経歴やスキルなどを積み上げてきた30~40代
- 現状よりもやりがいや高待遇を狙いたい50代
- 人脈を築きつつ年収アップも狙いたい20代
ビズリーチは転職活動に意欲的で、今後のキャリアプランも見すえている熱意のある人に向いています。
以下で各特徴の詳細を見ていきましょう。
経歴やスキルなどを積み上げてきた30~40代
経歴やスキルを積み上げてきた30~40代は、ビズリーチでキャリアアップや高待遇ポジションの獲得を達成できる可能性が高いです。
ビズリーチでは求職者の職務経歴書を見て、企業やヘッドハンターがスカウトをしてきます。
以下のような内容で職務経歴書を充実させられる人は、ビズリーチで転職を成功させられるでしょう。
- 新規事業立ち上げの際の戦略立案・策定能力
- 組織のマネジメント能力
- 業績を向上させるための営業戦略立案力
- 大規模なプロジェクトの管理能力
- 業務で達成できた効果や成果の具体的な事例や数字・実績
自身の経歴やスキルを活かして、さらなる高みを目指したい30~40代は、ビズリーチを利用してみてください。
現状よりもやりがいや高待遇を狙いたい50代
現状よりも高待遇を狙い、よりやりがいが感じられる仕事をしたい50代も、ビズリーチの利用が向いています。
50代になると高い専門性やスキルを持っており、組織のマネジメント経験があるなど、すでに高いレベルに達している人が少なくないからです。
ただ本来50代になると、自分にあった求人を探すのは難しくなってくるもの。
求人の数自体が減ってきますし、チームを率いた経験や持っているスキルと熟練度など、求められるレベルも相応に高くなります。
また他の年代よりも転職活動自体が長引きやすく、半年以内に転職できた50代は半数以上だった一方、3年以上かかった人が全体の8.7%もいました。
50代で転職活動をスムーズに進めるためには、希望する求人が見つかる可能性を高めるため、ビズリーチを利用してみましょう。
人脈を築きつつ年収アップも狙いたい20代
人脈を築いて年収アップも狙いたい20代も、ビズリーチを使う価値があります。
30代や40代のように十分なキャリアやスキルがなくても、今後のキャリアプランを考えて実行に移したいなら、客観的な評価を受けた方がいいです。
ビズリーチに在籍している転職サポート実績の豊富なヘッドハンターなら、現時点でも適した求人を紹介してくれます。
提案してもらった求人の中には、自分では想像もしていなかった企業もあるでしょう。
求人を提案してくれたヘッドハンターに連絡をとり、「なぜ求人を紹介してくれたのか」質問すれば、自分が評価されたポイントを確認できます。
優秀なヘッドハンターとつながりを持ち、さらにキャリアアップを目指したいなら、20代でもビズリーチの利用価値があるでしょう。
ビズリーチでの転職をおすすめしない人の2つの特徴
ビズリーチでの転職をおすすめしない人の特徴は、以下の2つです。
- 新卒や未だキャリアを積み上げていない20代
- 専門性を高めずのんびり働きたい人
ビズリーチはハイキャリアや高スキル、パフォーマンスの高さを求められる場合が多いのが特徴です。
以下で各特徴の詳細を見ていきましょう。
新卒や未だキャリアを積み上げていない20代
新卒で社会に出たばかりで、まだキャリアを積み上げていない20代は、ビズリーチに登録しても求人を紹介されない場合があります。
ビズリーチが保有している求人は、年収800万円以上のハイクラス求人がメインなので、年収があまり高くない20代の転職は難しいと言えるでしょう。
転職市場では一般的に年収800万円以上の求人を「ハイクラス求人」と呼ぶことが多いです。その多くは管理職・専門職の求人で、年齢層も30代や40代のミドル世代が中心です。
引用:type転職エージェント
特に20代前半は第2新卒も含まれるため、専門的なスキルを持つ即戦力ではなく、今後の成長に期待するポテンシャルで評価されるケースが多いです。
20代でも年収1,000万円に到達している人は別として、これからキャリアを積み上げていく途中の20代には、ビズリーチは向かない可能性があります。
キャリアに自信がないなら、転職支援実績がNo.1でサポートが手厚い、リクルートエージェントを検討するといいでしょう。
専門性を高めずのんびり働きたい人
専門性を高めずのんびり働きたい人も、ビズリーチは向かない可能性が高いです。
ビズリーチが保有しているハイクラス求人で求められる人材は、以下のようなものが多く、のんびり働きたい人には当てはまらない場合が多いでしょう。
- 環境が変わっても結果を出し続けられるパフォーマンスの高さ
- 特定の業種に関する知識・実務経験が豊富
- リーダーシップのような業種・職種が変わっても通用するスキル
ハイキャリア求人のすべてで上記を求められるわけではありませんが、多くの求人で市場価値が高く、経営・管理職に近いポジションが多いのも事実。
のんびりと働いて収入を得たいなら、幅広い業種・職種の求人が用意されている、リクルートエージェントが向いています。
ビズリーチと他の転職サイトとの違いや特徴とは
ビズリーチが他の転職サイトとは違う3つの特徴は、以下のとおりです。
- 優秀なヘッドハンターから直接スカウトがもらえる
- 有料プランと無料プランがあり利用できるサービスが異なる
- 入会審査があるため落ちたという声も
年収800万円以上のハイクラス転職をうたっているので、他のサービスとの差も明確です。
以下で詳細を見ていきましょう。
優秀なヘッドハンターから直接スカウトがもらえる
ビズリーチは厳正な審査を通過した約5,100人の優秀なヘッドハンターから、直接スカウトをもらえます。
ヘッドハンターの利用満足度や求職者を採用させた数の評価まで見られるため、自分が希望する担当者を見つけやすい転職エージェントと言えるでしょう。
他の転職エージェントでもアドバイザー情報は公開されていますが、評価をシビアに点数化しているサービスは少ないです。
またビズリーチで企業からのスカウトは、書類選考が不要なため、効率的に転職活動を進められるのも大きなポイント。
ビズリーチでは、企業からのスカウトは「面談・面接確約」となっており、書類選考が不要です。
企業の担当者は職務経歴書を閲覧したうえで、会いたいと思った人に対してスカウトを送っています。この職務経歴書の閲覧が、書類選考に近い役割を果たしています。
引用:ビズリーチ
優秀なヘッドハンターから自分にあった求人を紹介してもらえて、スピーディに転職活動を進められるのがビズリーチの特徴です。
有料プランと無料プランがあり利用できるサービスが異なる
ビズリーチは有料プランと無料プランが用意されている、数少ない転職エージェント。
利用できるサービスが異なるため、自分が求めるクオリティに応じてプランを変更できるのがポイントです。
ビズリーチの有料プランと無料プランの違いを、以下の表にまとめてみます。
プラン名 | スタンダードステージ | プレミアムステージ |
---|---|---|
価格 | 無料 | 5,478円(税込) (30日間コース) |
サービス内容 |
求人の検索・閲覧(企業名を除く) 一部の求人への応募 プラチナスカウトの閲覧・返信 |
ハイクラス限定求人の閲覧・応募 すべてのスカウトの閲覧・返信 求人の閲覧・応募 ビズリーチプレミアムの各種コンテンツの利用 |
有料プランのみ利用できるビズリーチプレミアムでは、以下3つのサービスが利用できます。
- シゴト観診断:自分のキャリアを多角的に振り返る診断
- ビズリーチアカデミー:キャリアアップにつながる講義を受講可能
- ビズリーチキャリアコンシェルジュ:キャリア形成をサポート
有料プランはさらに年収の高い求人を閲覧できるため、キャリアアップを期待できるでしょう。
ビズリーチの有料プランは1週間無料でアップグレードできるので、お試しで使ってみてください。
入会審査があるため落ちたという声も
ビズリーチには入会審査があるため、年収やキャリア・スキルの条件を満たしていないと、審査で落ちてしまう場合があります。
SNSでも「ビズリーチの審査に落ちた」との声が多数確認できました。
ビズリーチの審査に落ちたわw
ブランクあるとダメなんだろうね・・・・
まぁ仕方ないですなんとか私にできるお仕事探します・・・・
— あーちゃん(‘-‘ 鮭)з〜 (@aachan_salmon) March 7, 2022
ビズリーチ
プラチナスカウトの良さがまったくわからないのだが、、プラチナスカウトで書類審査受けたら落ちたw
そもそも提案の内容がこちらの希望と違いすぎる
コンサルさんがいけてなかった
なにがどう優れてるんでしょう??
— ジン@日系メーカー経理の人 (@sein39843626) July 7, 2020
ぶっちゃけ、今会社やめようか悩んでるんですよー、こないだビズリーチに登録しようとしたら審査の上却下されたしw
— ダウトビ (@father_of_eric) April 27, 2022
一方で「意外にも審査に通った」との声もありました。
試しにビズリーチ登録してみたんだけど普通に審査通ったよ
「ビズリーチは高卒は厳しいよ〜」的な事聞いたけど、そんなことなかった— なかむぅ (@Miku_Angel39) September 30, 2021
ビズリーチって審査あるのね。
昨日出してもう通った連絡来たから機械的なやつだと思うけど、一体何を見て合否を決めているのだろう🤔— ばーら@ライティング今川焼 (@baaaarrrraaaa) May 16, 2021
ビズリーチは審査基準を公開していませんが、保有する求人の質を考えると、社会人経験や転職回数・マネジメント経験などが審査されている可能性があります。
審査基準は、ビズリーチに掲載している求人情報の応募条件を満たすキャリアをお持ちであることです。 ただし、具体的な審査基準は公開しておりません。あらかじめご了承ください。
引用:ビズリーチ
「ハイクラス転職向けの転職サイト」と聞くと、プレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、まずは気軽に登録してみてください。
ビズリーチを上手く活用するための5つのポイントとは
ビズリーチを上手に活用するポイントは、以下の5つです。
- 中長期的に計画を立て気長に転職活動をする
- 職務経歴書を定期的に見直し登録情報を充実させる
- 頻繁にログインを行いアクティブユーザーだと認識させる
- 積極的にヘッドハンターへ連絡・相談をする
- 他の転職サイト・エージェントと併用してサービスを補完する
ビズリーチは使い方を間違えると、多くのメリットを活かせずに、時間を無駄にしてしまう場合も。
以下で各ポイントの詳細を見ていきましょう。
中長期的に計画を立て気長に転職活動をする
ビズリーチを利用するなら、中長期的に計画を立てて、気長に転職活動を進めましょう。
希望する条件に合った求人が見つかれば、転職活動をスムーズに終わらせられる可能性もありますが、求職者の年収や年代によって時間がかかる場合もあります。
特に年代が上がるにつれて、3ヶ月未満で転職できる可能性は、低くなるのが一般的です。
年代別で見ると、年齢が高い方が、転職までに時間がかかることが多いようです。
「1カ月~3カ月未満」と回答した20代は46.2%だったのに対し、50代では27.7%にとどまりました。
引用:ビズリーチ
ビズリーチはヘッドハンターからスカウトを受け、希望する条件なら面談に進むスタイルです。
自分から求人情報を検索して応募する、検索型の転職サイトとは進め方が異なると覚えておきましょう。
職務経歴書を定期的に見直し登録情報を充実させる
ビズリーチに登録する職務経歴書を定期的に見直して、登録するキャリアやスキル情報を充実させましょう。
職務経歴書はあなたのプレゼン資料だと考え、「どの業務で結果を出せる人間なのか」を示し、証明できる事実を書く必要があります。
また登録する職務経歴書を頻繁に更新し、企業やヘッドハンターの目に留まりやすくしましょう。
企業やヘッドハンターは、職務経歴書が更新された順番に求職者のプロフィールをチェックする可能性が高いからです。
職務経歴書の更新は「意欲の表れ」としても受け取られます。企業やヘッドハンターが人材を探す際は職務経歴書が更新された順に表示されるため、更新回数が多いほど注目度がアップしスカウトを受信する可能性が高まります。
引用:ビズリーチ
職務要約やスキル・職務経歴を充実させ、スカウトを受けとりやすい職務経歴書を作ってみてください。
頻繁にログインを行いアクティブユーザーだと認識させる
ビズリーチには頻繁にログインし、企業やヘッドハンターにアクティブユーザーだと認識させましょう。
企業の採用担当者やヘッドハンターは、登録者検索画面で求職者について、以下の項目をチェックできるからです。
- 登録したばかりの求職者
- 職務経歴書の更新
- スカウトメールに返信しているかどうか
- 最終ログイン日
上記の項目は求職者にはわかりませんが、企業の採用担当者やヘッドハンターは見られるようになっています。
スカウトする側から見ると、頻繁にビズリーチを利用している人にアプローチしたくなるのは自然と言えるでしょう。
なるべくビズリーチにアクセスし、スカウトする人にアピールしてみてください。
積極的にヘッドハンターへ連絡・相談をする
ビズリーチのヘッドハンターには、連絡や転職活動に関する相談を、積極的にしてみましょう。
ビズリーチには一般には公開されていない優良案件の、「非公開求人」が用意されているのがポイントです。
非公開求人はヘッドハンターに積極的にアプローチすると、紹介してもらえる可能性が高まります。
自分からアクティブに活動してヘッドハンターに接触すれば、転職への熱意があると判断され、非公開求人を紹介される場合も。
輝かしいキャリアやスキルを持っているなら話は別ですが、ヘッドハンターと頻繁に連絡をとり、優良求人を紹介してもらえるよう行動してみましょう。
他の転職サイト・エージェントと併用してサービスを補完する
ビズリーチ以外の転職サイトや、転職エージェントを併用し、それぞれのサービスを補完しましょう。
転職サービスには向き不向きがあります。
ビズリーチがハイクラス転職に特化しているように、IT系の求人が豊富な転職サイトや、第2新卒や未経験に強い転職エージェントも。
もしあなたがキャリアとスキルに自信のある30代なら、第2新卒向けの転職エージェントに登録しても、満足する求人には出会いにくいでしょう。
また自分から積極的に求人を探して応募する検索型の転職サイトと、キャリアアドバイザーに手厚いサポートを受けられる転職エージェントでもサービスが異なります。
他の転職サイトも無料で利用できるため、できるだけ多くのサービスに登録し、よりよい求人が見つかる可能性を高めてみてください。
ビズリーチ利用する際に注意したい項目
ビズリーチを利用するときの注意点は、以下の4つです。
- スカウトは契約ではないため安心しない
- 年収が基準に達していないと求人を紹介されない場合もある
- 同じ求人に複数の転職エージェントからエントリーしない
- 現在の職場に転職を考えていることがバレる可能性も
間違った使い方をすると、トラブルに発展する危険性もあるので、注意してください。
以下で詳細を見ていきましょう。
スカウトは契約ではないため安心しない
ビズリーチでスカウトを受けても、企業から契約や内定をもらったわけではないので、安心はしないでください。
ビズリーチのスカウトを受けても、情報交換の場である「面談」や、採用するか企業の担当者に見られる「面接」が確約されるだけです。
プラチナスカウト
あなたの経歴やスキルなどを見て、求める経験やスキルを備えていそうだと判断し、あなたに高い関心を持ったヘッドハンターや企業から届く、面談もしくは面接が確約された「特別なスカウト」です。
引用:ビズリーチ
スカウトをもらっても面接で優遇されるわけではないため、自分の強みをアピールし、必要な人材だと考えてもらう必要があります。
スカウト=契約ではないので、面接を受けて内定が出るまで気を抜かないようにしましょう。
年収が基準に達していないと求人を紹介されない場合もある
ビズリーチではあなたの年収が基準に達していないと、求人を紹介されない場合があります。
2019年の調査では、登録している人の41%が年収750万円以上と判明しており、高年収の人が多い転職エージェントと言えます。
参考: 文部科学省
現役の経営幹部を中心としたマネジメント層や、専門スキルを持つ層が利用する転職エージェントなので、求められる基準も高いのは事実。
年収が750万円を超えている必要はありませんが、近い金額の収入がないと、ビズリーチでの転職は難しい可能性が高いです。
同じ求人に複数の転職エージェントからエントリーしない
ビズリーチを含めた転職エージェントから、同じ求人にエントリーしないでください。
企業の人事担当者は、誰がどの求人に応募してきたか正確に把握しています。
もし同じ求人に複数応募したのがバレてしまうと、「自己管理ができていない」と見なされてしまい、書類選考の時点で落とされてしまう危険性も。
また企業から転職エージェントに連絡が行くと、担当者から要注意人物だと判断され、スカウトを受けにくくなる可能性もあります。
希望する企業に転職したい気持ちはわかりますが、同じ求人に何度も応募するのはNGです。
現在の職場に転職を考えていることがバレる可能性も
ビズリーチを利用していると、現在の職場に転職を考えているとバレる可能性があります。
ビズリーチは職務経歴書を登録し、企業の採用担当者やヘッドハンターが応募するシステムです。
もし現職の会社がビズリーチで人材採用をしていると、登録した職務経歴書から転職を考えているとバレてしまう危険性があります。
現職の会社に黙ってビズリーチを使いたいなら、勤務先に職務経歴書を見られないよう非公開にしてください。
すべての企業やヘッドハンターに対して非公開にする方法と、特定の企業やヘッドハンターに対して非公開とする方法があります
引用:ビズリーチ
勤務先に転職活動がバレると、退職交渉や引き継ぎをスムーズに進められない場合があるので注意しておきましょう。
ビズリーチの登録から内定までの流れについて紹介
ビズリーチの登録から内定までの流れを紹介します。
- 会員登録:無料登録後、職務経歴書を入力。審査に通過すれば利用開始
- スカウト:企業かヘッドハンターからスカウトを受ける
- 面接:面談や面接を受ける
- 内定:企業から内定通知を受けたら条件を再確認
- 退職交渉や引継ぎ:完了したら無事に入社
参考: ビズリーチ
ビズリーチでは企業やヘッドハンターからスカウトを受けるだけでなく、公募や特集で公開されている求人に応募できます。
気になる求人があれば、積極的に応募してみましょう。
またヘッドハンターからスカウトを受けると、職務経歴書の添削や、面接対策を受けられる場合があります。
ビズリーチに登録してから内定まで、2~3ヶ月はかかると考えておきましょう。
各ステップにかかる目安の期間も、合わせて紹介します。
- 職務経歴書の登録やスカウトまで:1~2週間
- 各企業の面接:2週間×複数回
- 内定まで:1週間
- 退職交渉・引継ぎ完了まで:1ヶ月
登録から内定までの流れを把握しておき、早めの行動を心がけましょう。
ビズリーチは他の転職エージェントとの併用がおすすめ
ビズリーチは年収800万円以上が目安とされるハイクラス転職に特化しているため、他の転職エージェントを併用すると、転職活動がスムーズに進みます。
転職エージェントには得意な部分があるので、それぞれの特徴を補完できるように、最低でも3~5社に登録しておきましょう。
A社の転職エージェントでは希望する求人が見つからなかったのに、B社に登録したらすぐに条件に合う企業を提案される場合も少なくありません。
もし1つの転職エージェントしか利用していないと、せっかくの転職チャンスを活かせずに、転職活動が長引いてしまう危険性も。
転職の成功を近づけるなら、ビズリーチ以外のおすすめの転職エージェントにも登録してみましょう。
ビズリーチと併用におすすめな総合型・特化型転職エージェント
ビズリーチと併用したい転職エージェントを、幅広い業種に対応した総合型と、特定のジャンルに強い特化型に分けて紹介します。
ビズリーチに足りない部分を補完してくれるサービスなので、合わせて登録しておくと、よりよい職場への転職が可能になるでしょう。
まずは総合型の転職エージェント3つを紹介します。
注目ポイント
- 転職サイト・エージェント・スカウトの3つのサービスを完備
- 自分に合ったペースで転職活動ができる
- 転職セミナー・イベントを定期的に開催
公開求人数 | 253,241件 |
---|---|
非公開求人数 | 非公開 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
注目ポイント
- 転職支援実績No.1
- 転職大手のリクルートが提供するサービス
- 上場企業や外資系企業など質の良い求人を比較検討できる
公開求人数 | 427,087件 |
---|---|
非公開求人数 | 375,877件 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
※参考: リクルートエージェント
※2024年7月時点
注目ポイント
- ビズリーチと同じハイクラス向けの転職エージェント
- 年収300万円からキャリアアップを目指せる求人が多数
- 転職大手のリクルートが提供するサービス
公開求人数 | 非公開 |
---|---|
非公開求人数 | 非公開 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
※参考:リクルートダイレクトスカウト
※2024年7月時点
続いて、特化型の転職エージェント3つを紹介します。
注目ポイント
- 管理職・エグゼクティブ・専門職の転職支援サービス
- 外資系やグローバル企業への転職サポートが強み
- 求職者と企業への対応を1人のコンサルタントが行う両面型のサービス
公開求人数 | 非公開 |
---|---|
非公開求人数 | 非公開(保有求人の60%) |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
※参考:JACリクルートメント①、②
※2024年7月時点
注目ポイント
- IT業界のエンジニア転職に特化したサービス
- IT業界に精通したキャリアアドバイザーが転職支援を行う
- 今後のキャリアアップの相談まで手厚くサポート
公開求人数 | 75,998 件 |
---|---|
非公開求人数 | 13,452 件 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※参考:マイナビIT エージェント
※2024年7月時点
注目ポイント
- 女性の転職に特化した転職エージェント
- 女性ならではの面接対策や身だしなみ・メイク指導も
- 関東圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)の求人が豊富
公開求人数 | 31,778件 |
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非公開求人数 | 19,591件 |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
※参考:type女性の転職エージェント
※2024年7月時点
ビズリーチと合わせて上記転職エージェントを活用し、希望する企業の内定を勝ちとりましょう。
ビズリーチを利用するときによくある質問
ビズリーチを利用する際によくある質問は以下のとおりです。
- ビズリーチのヘッドハンターやスカウトとは何?
- ビズリーチへの登録や利用は現職の会社にバレたりする?
- ビズリーチの退会方法は何をすればいい?
- 評判のよくない企業からスカウトが来たらどうすればいい?
- ビズリーチの利用料金は無料・有料どっちがおすすめ?
- ビズリーチの登録を断られた場合はどうすればいい?
各質問の内容と答えを以下で見ていきましょう。
ビズリーチのヘッドハンターやスカウトとは何?
ビズリーチのヘッドハンターは、厳正な審査を通過した転職のプロフェッショナルで、約5,100人も在籍しています。
求職者が登録した職務経歴書にマッチする企業求人を、スカウトとしてメールで送り、面談や面接をセッティングして内定まで進めるのが役割です。
ビズリーチの公式サイトでは、在籍するヘッドハンターの転職支援実績や会員のアンケートから算出された、5段階評価が確認できます。
サポート力の高さや、希望する業種や職種に精通しているかどうかをチェックしてみてください。
ビズリーチへの登録や利用は現職の会社にバレたりする?
ビズリーチへの登録や利用は、現職の会社にバレる可能性があります。
勤務先がビズリーチで人材を採用していると、あなたが登録した職務経歴書を閲覧されて、ビズリーチでの転職活動がバレてしまう場合も。
現職の会社にバレるのを防ぐなら、職務経歴書の非公開設定で勤務先の会社を登録しておきましょう。
あなたの職務経歴書を閲覧できないようにしておけば、勤務先にバレるリスクを減らせるので、ビズリーチに登録したら最初に設定しておいてください。
ビズリーチの退会方法は何をすればいい?
ビズリーチの退会方法は、ログインしてからメニューの「設定」をタップし、退会ページに進むと可能です。
表示された退会前の注意事項を読み、ページ下部の「退会してすべてのデータを消去する」をタップすれば、退会手続きは完了します。
ビズリーチを退会すると、登録しておいた職務経歴書や応募履歴、メッセージも消えてしまう点には注意が必要です。
担当者に連絡して退会をお願いする必要はないため、合わないと感じたら気軽に退会できます。
評判のよくない企業からスカウトが来たらどうすればいい?
ビズリーチで評判のよくない企業からスカウトが来たら、無理に面談を受ける必要はなく、辞退しても問題ありません。
スカウトが来たときは求人票の情報だけでなく、以下の口コミサイトで職場の雰囲気を調べて参考にしてみましょう。
- 転職会議:300万件以上の口コミを掲載
- Lighthouse(ライトハウス):独自の指標で企業の特徴を可視化
- OpenWork:評価スコア別で求人を確認できる
- キャリコネ:面接時の質問内容もチェック可能
ヘッドハンターが推薦してくれても、SNSや口コミサイトでの評価が高くない場合は、無理にコンタクトをとる必要はありません。
ビズリーチの利用料金は無料・有料どっちがおすすめ?
ビズリーチの利用料金には無料プランと有料プランが用意されており、必要に応じて使い分けるといいでしょう。
有料プランに移行すると、すべてのスカウトの閲覧と返信、求人の閲覧と応募が可能になります。
「無料プランでも十分に転職情報を集められた」「有料プランにしたが無料プランで十分だった」との声もあるので、無理に有料プランにする必要はありません。
有料プランには1週間の無料体験があるので、お試しで登録して使い心地を確かめてみてください。
ビズリーチの登録を断られた場合はどうすればいい?
ビズリーチの登録を断られたら、より広い条件で求人情報を提案してもらえる転職エージェントに登録してみましょう。
ビズリーチは年収800万円以上が目安とされるハイクラス転職を行っているサイトです。
入会時に審査があるため、現職での年収や経歴・保有スキルによっては、登録できない場合があります。
ただ転職エージェントは他にも多数あるので心配はいりません。
業界最大級の約20万件の公開求人と、約27万件の非公開求人を保有しているリクルートエージェントなら、あなたに合った企業が見つかるでしょう。
ビズリーチはキャリアやスキルなどに自信があれば登録しよう
ビズリーチはこれまでのキャリアやスキルに自信があれば、登録する価値のある転職エージェントです。
マネジメント経験や専門的で高度なスキルがあれば、キャリアアップも十分期待できるでしょう。
ただ転職活動をやろうと思ったなら、できるだけ早くスタートすべきです。
転職は年齢が上がるにつれて難しくなりますし、優良企業のポジションはすぐに埋まってしまう可能性が高く、のんびりしているとチャンスを逃してしまいます。
現在の勤務先に不満があるなら、転職したい気持ちを行動につなげましょう。
転職を成功させられるかどうかは、早く動いたかどうかで決まります。