働き方

なぜ思考や価値観は変わっていくのか

投稿日:2019年4月1日 / by

変人・安田の境目コラム

直接の原因はどこにあるのか

十年前の私と今の私。正直言ってもう別人だと思います。別の人間を生きている。違う人生を生きているそんな感じでしょうか。

分かれ道人間の細胞は、どんどん入れ替わっていきます。思考や価値観もまた、どんどん入れ替わっていくのです。歳を取った。社長ではなくなった。貧乏になった。社員がいなくなった。などなど理由は考えられます。

でもそれは直接的な理由ではありません。それはあくまでも間接的な理由なのです。

たとえば嫌なことがあって酒を飲む。気がついたらアル中になっている。原因は嫌なことでしょうか。いや直接の原因ではありません。直接の原因は細胞にあるのです。

別人になってしまうプロセスが重要

日本人は勤勉である。こう定義できるのは、かなり多くの日本人が勤勉になった時です。

日本人が個々の日本人の集まりであるように、人間は個々の細胞の集まりです。

嫌なことがあって酒を飲む。これではアル中にはなりません。ポイントは続けることです。毎日、酒を飲み続けること。すると、細胞がアル中細胞に入れ替わります。飲まないとやってられない細胞。その数がだんだん増えていくのです。

体の多くがアル中細胞になると、私の体はアル中になります。すると私の精神にも変化が起こります。アルコールが大好きな私。飲まずには居られない私。

会社がなくなり、お金がなくなり、社員がいなくなりました。その結果、私の行動が変わったのです。

何でも自分でやる。無駄な買い物をしない。規則正しい生活をする。それを続けているうちに、私の細胞は入れ替わりました。

今の私も安田佳生であるわけですが、あの頃の安田佳生とはもう別人なのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
yasuda21965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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