働き方

モテない人にはモテない理由がある

投稿日:2019年7月22日 / by

<変人・安田の境目コラム>

小3で結婚を諦めるほど全くモテなかった青春時代

私は小学校3年生で結婚を諦めました。あまりにもクラスの女の子に嫌われていたからです。そんな私が2回も結婚できたのですから、これはもう奇跡としか言いようがありません。ありがたいことに、世の中には変わった人が好きという女性もいるのです。

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しかし、私には悔いがある。結婚できたのに贅沢な話なのですが。まあ、あるものは仕方ない。私の悔いは、モテなかったこと。

若い頃にもっとモテたかった。自転車の後ろに彼女を乗せたり。バレンタインデーにチョコをたくさん貰ったり。知らない人から告白されたり。そんな青春を経験してみたかった。

私はこう思っていたんです。世の中不公平である、と。

生まれつきカッコいい人とか。運動神経がいい人とか。めちゃくちゃ頭がいい人とか。クラスの人気者とか。

物心がついた時には、もうモテない。これはいくら何でも酷すぎる。ズルイじゃないか神様。などと恨んだものです。

モテなかった私が今になって思うこと

でも。今になって、よく考えてみたら・・・私はぜんぜん、モテる努力をしていなかったのです。

モテる運動部に入るとか、オシャレをするとか、体を鍛えるとか、面白い話をして、盛り上げるとか。とにかく女の子に優しくするとか。

今なら分かります。モテには二種類あるのだと。天然のモテる人と、努力によってモテている人と。

ああ、子供の頃の自分。あの日に帰って言ってやりたい。モテとは努力なのだと。もっと努力せよと。努力は必ず報われるのだと。

なぜこんな簡単なことがあの時の私には分からなかったのか…。考えるだけで、ひじょうに悔しい。こんちくしょう!


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
yasuda21965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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