
快適すぎる職場を捨てる勇気ありますか?
編集部便り
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◇参考に最新号の編集後記を転載しておきます↓。
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<編集後記>―人は何のために働くのか、の答えは?―
「快適すぎる」。ブラジル代表のサッカー選手でバルセロナに所属するDF、ダニエル・アウベス。世界最高峰のクラブチームでもレギュラーを確保し、数多くのタイトルを手にしているが、今夏クラブを去るという。その理由が冒頭の言葉だ。
言葉通り、所属のバルセロナにいれば、高額な報酬はもちろん、タイトル、名声、全てを手中に収めることができる。南米の血がそれをよしとしないのか、生来の気質なのか…。「刺激が欲しい。人は快適な場所を離れなければいけないと思う。別の場所で歴史をつくる」とまさに安泰を捨て、挑戦する決断をした。
大企業から中小企業あるいは、起業、フリーランス転身を果たす人がいる。そうした人とダニエルを比べるのは安直かもしれない。だが、快適な場にいると、人間の中の怠惰な部分が表出し、尖った部分が丸くなる気は確かにする。
「そんなこと気にしなくてもいい」という人もいるだろう。だが、生きている以上、常にチャレンジ精神がなければ、存在している意味を見失いかねない気もする。
ベンチャーを起業し、若くして大金を手にして早々にセミリタイアした若富豪がこんなことを言っていた。「最初は世界中を回ってのんびりしてたんですが、半年もすると飽きて仕事をしたくなった」。
人は何のために働くのか…。永遠のテーマだが、こうしたことの中に、なにか真髄があるような気がする。