働き方

ハードメニューを楽しみながら継続させる日本初上陸の魔法のようなワークアウト

投稿日:2017年2月16日 / by

ライフの“生産性”を高めるサイクルプログラム

職場での生産性向上が強く叫ばれる昨今。効率的に働いて業務時間が減り、人生の充実のための時間が増えれば、さらに仕事にもいい影響をもたらす。ワーク・ライフバランス最適化は、実は最大の生産性アップといえる。せっかくなら、ライフにおける“生産性”向上も実現したくないだろうか。わずか1時間弱で、下半身を効果的に強化。溜まったストレスもクリアにしてくれる新感覚のサイクルプログラムが日本初上陸した。その驚きのポテンシャルを一足先にリポートする。

大迫力スクリーンによる映像とサウンドシステムで吸い込まれるような感覚になる

わずか40分で限界寸前までパワーを引き出すメカニズムとは

仕事終わりにフィットネスで一汗。そんなビジネスパーソンは少なくないだろう。とはいえ、トレーニングはやはりキツイ。できれば、小さな負荷で気持ちよく、短時間で効果が得られればいうことはない…。さすがに、鍛錬はそんなに甘くない。だが、ハードでも楽しければ続けられる。短時間なら辛抱できる--。2017年3月19日に東京・渋谷にオープンするルネサンスのレズミルズプログラムラム特化型ワークアウトスタジオ「CYCLE&STUDIO R Shibuya」で提供される「THE TRIP™」はまさに、その2つをクリアするエンタメ融合型の最新ワークアウトだ。

専用スタジオには約50台のエアロバイクがズラリ並ぶ。使用するシューズは、ロードバイクでも使用するシマノのビンディングシューズ。もちろん、バイクのペダルにしっかりと固定するためだ。エアロバイクながら、本格仕様なのにはワケがある。トレーニング効果を最大限にするためだ。バイク前方には巨大スクリーン。幅12m、高さ2.7mの湾曲型の特殊なタイプ。前方周囲120度を囲う迫力は、映画館クラス。サウンドシステムも、負けず劣らずの大迫力仕様だ。

このスチュエーションでビンディングにシューズに足を通し、ペダルに固定するだけでモチベーションは自ずと高まる。だが、スクリーンに映像が映し出されてからが本番だ。開始ともにスクリーンに映し出される映像。その瞬間から、エアロバイクは“ロードバイク”と化し、目の前に現れる映像の世界へとグイグイ引き込まれていく。トライしたのは近未来的な都市を疾走するバージョン。直線、カーブ、上り坂、下り坂…。ヘッドセットも何もないが、ぺダリングしている事実とあまりにリアルで迫力ある映像に、それが現実かと錯覚するほど臨場感がある。気が付けば全身汗だく。しかし、まだ、たった5分しか経過していない…。

苦しいトレーニングを楽しく続けさせる4つの要素

この苦しみを救ってくれるのが、日本に数名しかいないという、レズミルズプログラム公認トレーナーの絶妙な掛け声だ。参加者の状態を見透かしたような指示・指摘は、重い足を引き上げてくれる。リズムが落ちそうになると、テンポのいいBGMが耳からアシストしてくれる。他の参加者との一体感も大きな支えになる。そしてなにより力になるのはやはり、その非現実世界の様な見事な映像美だ。近未来的で幻想的な映像は、没入感とともにペダルを漕ぐチカラを不思議なほどに引き出してくれる。5分でアップアップだったが、あっという間にフィニッシュ。疲労困憊だが、それ以上にそう快感がある。

40分。実はその多くが上り坂で下半身の負荷はかなりのもの。ペダルの重さは映像に合わせ、自分で調整するが、一人でエアロバイクならこんなことはまずしない。インストラクター、音楽、映像の3つが、辛いハズのトレーンングを“娯楽化”することで、参加者を苦行へとごく自然に誘導。これが、「THE TRIP™」の最大の効果といえるだろう。上り坂では立ち漕ぎが基本だが、ここではビンディングシューズが活躍する。押すだけでなく、引き上げる際にも力を使えるため、効果的に下半身の強化ができるのだ。こうやって、設備全てが参加者のパフォーマンス最大化に寄与し、1時間弱ながらそれ以上の濃密なトレーニングを実現する。

左から伴野ストアマネージャー、ルネサンス吉田正昭社長、レスミルズ・ジャパン代表、クイーン・ルーカス氏、山口絵里加氏

導入の狙いについて、ルネサンスの吉田社長は「若者へ訴求」を挙げたが、仕事に追われるビジネスパーソンに潜在するフィットネスクラブ会員予備軍への集客効果も期待できそうだ。理由は3つ。短時間で効果的なトレーニングが実現できる“生産性”がある。辛いトレーニングに楽しく取り組める。没入により非現実へトリップし、ストレスを解消してくれる。運動を継続するモチベーションの阻害要因をことごとくクリアする「THE TRIP™」。すでにロスやパリなど海外でも導入され、日本でも体験予約がすぐに満席になった最新のワークアウトが、アフター5のビジネスパーソンの新たな“発散”行動として注目を集めそうだ。

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