
ライザップが社員約1,000人を正社員雇用で人生にコミット!
2017年10月1日からパート・アルバイトを一斉転換
社員の人生にもコミットします!RIZAPグループ(株)の子会社であるRIZAP(株)(本社・東京都新宿区、代表取締役社長 瀬戸 健)は、ボディメイクスタジオに勤務するスペシャリスト(トレーナー・カウンセラー等)約1,000名を正社員雇用とする。現在、契約社員およびパート・アルバイトの社員を2017年10月1日より、正社員へ切り替える。
非正規社員の正規化を進める企業は増加傾向にあるが、フィットネスジムの中でも特にパーソナルトレーニングジムは従来より、サービス自体が短期間で提供される事から、業務委託や契約社員として雇用される事が一般的。RIZAPでもこれまでは、業界に合わせた雇用制度で、トレーナー・カウンセラーは契約社員で採用した後、業務における成果や人事評価を通じ、優秀な人材を選抜式で正社員登用をお行ってきた。
今回の大胆な切り替えは、同社のサービスの切り替えと強く連動している。RIZAPといえば、「結果にコミット」し、短期間に集中して通うパーソナルトレーニングジムだったが、今後はゲストの生活習慣を管理。その生涯をサポートする長期にわたるライフサポートサービスへのシフトを図る。そこで、働く社員へ対しても、契約期間に縛られない終身雇用環境の確立と、活き活きと働くことができる制度を充実させ、サービスの質向上を図ろうというわけだ。
「サービスを生涯サポートへとシフトするにあたり、社員一人ひとりが専門性を持ち、サービスの品質向上を図ることで、お客様の人生・結果に更にコミットするという覚悟の元、一斉にボディメイクスタジオに勤務するスペシャリスト約1,000名全員を正社員とする事を決断いたしました。人事制度も全般の改革を進め、社員の生涯キャリアに寄り添う、他社にはないオンリーワンの制度を構築してまいります」と同社では今回の施策について解説する。
人生度改革も進め、社員の生涯にもコミット
正社員化と併せ、導入される制度は、具体的には次の3つ。(1) メンバーの人生・仕事にコミットする『リズム(RIZM)』、(2) RIZAPグループのシナジーを活かした『チャレZAP』、(3) 社員の成長、家庭を支援する『キャラメル』だ。いづれも社員を生涯にわたってサポートする制度だが、(1)はRIZAPで培った寄り添うノウハウ生かした、社員同士が利害関係抜きで相談・指導できる育成プログラムで特にユニークといえる。
昨今は、サービスと企業のビジョンが合致した企業が業績を伸ばし、優秀な人材を吸引する好循環を生む傾向が強まっている。今回の同社の取り組みはまさに「社員の人生にコミットする」決断であり、サービスとビジョンの合致となるだけに、今後のさらなる飛躍が期待される。