アノ通勤必須アイテムに女性ビジネスパーソンの8割以上が求めたこと

編集部ブログ

通勤の必須アイテム、バッグ。おしゃれアイテムとしてはもちろん、通勤を痛勤にしないためにも機能性は重要な要素だ。「フェリシモ モノコトづくりラボ」が働く女性にさきごろ行った調査（有効回答数809名）からみえてきたのは、通勤バッグへの割り切りだ。

通勤バッグに求めるのは、価格も抑えめでとにかく機能性重視のようだ。「フェリシモ モノコトづくりラボ」調べ

「通勤バッグで重要視することは？」の質問に対し、最も多かったのは「サイズ」。82%に及んだ回答は、2位の「形・デザイン」の56%を大きく引き離した。仕事道具がしっかり入る。通勤バッグに一番求めるのは、なによりも機能性ということのようだ。

もっとも、プライベート用途の使い分けをしている人が何らかの形で使い分けも含め、75%に上っており、通勤用と割り切るがゆえの結果のようだ。プライベートでは小さくておしゃれなバッグを持ち歩く分、仕事では、業務をはかどらせる機能を求めるということなのかもしれない。

ただし、このアンケート、通勤手段は自動車がトップ（33%）で電車通勤は僅差ながら2位（28%）。3位も自転車通勤（16%）で、比較的勤務先が近い人が回答者に多い様子だ。実際、通勤時間は10分から30分未満が40%で最多。10分未満も14%となっている。それゆえに、バッグにオシャレ要素はあまり必要ないのかもしれない。

それだけに、形・デザインで重視することも、肩にかけられること（71%）がトップで、2位も内ポケットの充実（57%）とあくまで、実用性に重きが置かれる結果となっている。

女性がこうなのだから、男性ならなおさら、機能性が重視されそうだが、昨今は、服装のカジュアル化やペーパレス化、IT化が進み、荷物のスリム化が容易になっている。そうした文脈から、オシャレバッグが通勤に活用されるようになれば、働き方改革の思わぬ副産物、ということになるかもしれない…。
（ノリスケ）