働き方

なぜお茶くみは激減したのか

投稿日:2016年9月21日 / by

昼食後は必ずホットコーヒーのノリスケです。昨日(2016年9月20日)、働き方とコーヒーというテーマで、トークセッションがありました。ユニークな切り口ながら、自分も職場ではコーヒーと常に一緒なので、興味深く聞き入りました。ただ、ワークスタイルに関するお話は、瓦版ユーザーには基本のお話ばかりでしたので、本編はコーヒーと働き方の変遷を中心に執筆しました。ここでは、少しだけ、トークセッションについて触れたいと思います。

働き方とコーヒーについてトークした3人(左からリクルートワークス研究所大久保幸夫所長、漫画家・弘兼憲史氏、コーヒー専門店Mui・大沢征史店主)

働き方とコーヒーについてトークした3人(左からリクルートワークス研究所大久保幸夫所長、漫画家・弘兼憲史氏、コーヒー専門店Mui・大沢征史店主)


メンバーは、リクルートワークス研究所大久保幸夫所長、漫画家・弘兼憲史氏、コーヒー専門店Mui・大沢征史店主の3人。普通なら接点のなさそうなお三方の組み合わせ。ハブとなったのは「コーヒー」です。各自が専門領域で語る中、大久保氏がこんなことを切り出します。「オフィスでは昨今お茶くみがなくなりつつある。その理由は派遣が増えているからです。派遣は基本、お茶くみは業務に入っていません」。これにマンガでオフィスシーンを頻繁に描く弘兼氏が興味深そうに食いつきます。そして大沢氏が「コーヒーの効果はちょっと眠気を覚ますものだったが、昨今はそういう人はエナジー系に流れている。一方でコーヒーはその日の気分に合わせ楽しむ印象です」と昨今のコーヒー事情を明かしました。

この何気ないコメントからみえてくるのは、着実に浸透する女性の社会進出です。出産を機に離職する女性が、派遣社員として職場復帰。これまで断絶していた女性のキャリアが昨今は、しっかりとキープされている。そうやって職場に女性の割合が増えたことで、オフィスでのコーヒー需要も増え、同時にテイストの多様化が進んだ、ということです。確かに最近は、女性のデスクの上に大きめのカップやボトル缶が置いてあることが多くなり、その種類も多種多様になったような気がします。何気ない変化から、働き方の移り変わりがみえるものだなぁと、その時、最初は無茶設定と思われたテーマに手のひら返しの「納得」マークを付けたのでした。

最後に、大久保氏の言葉から、今後の働き方の展望を見通してみましょう。「今後、働き方変革はさらに加速し、その自由度を高めていくでしょう。人の数だけ働き方がある。そんな時代がもうすぐそこまで来ています」。従来通りの働き方も残るにせよ、自宅やカフェ、海外など、時間と場所に縛れない働き方がどんどん派生し、長時間労働もマイノリティに。そうなれば、残業やひと踏ん張りのためのカフェイン供給アイテムとしてのコーヒーの役割も変化し、より癒しの方向へと傾いていきそうです。
(コーヒー党:ノリスケ)

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