企業風土

自分らしさが仕事効率を上げる!オフィス向けデニムコーデとは

投稿日:2016年11月30日 / by

プロスタイリスト直伝のオフィス向けデニム着こなし術

ギャップジャパン(株)が、毎週金曜日にデニムを取り入れたオフィスカジュアルで仕事を行う「デニムフライデー」を提唱。同プロジェクトに賛同する企業の社員を対象に、Gapフラッグシップ銀座店でスタイリングイベントを開催した。

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スタイリング前の写真。モデルは左の4人。普段着もオシャレとスタイリスト2人(右)からも太鼓判だ。

ファッション誌では、デニムの着回しの一例としてオフィススタイルを紹介するのは当たり前。しかし、オフィスにデニムスタイルで出勤するのはまだまだハードルが高いというのが現実ではないだろうか。デニムがOKな会社でも、カジュアル過ぎない着こなしをするのが難しいという声も多い。イベントでは、オフィスカジュアルにふさわしいデニムの着こなし方を、ファッション誌などで活躍するプロのスタイリスト2名がレクチャーした。

デニムスタイリング ウィメンズ編

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(左)ニットのフロント部分をデニムにイン。(右)ホワイトデニムに黒のリボンシャツで印象的なIのラインに。

オフィス向けにデニムをキレイに着こなすコツは、「3首見せ」だ。手首・足首・首元のデコルテという、3つのキレイな部分を見せることで、カジュアルになりすぎず、女性らしい”きちんと感”を出すことができる。今年流行のボトムスも、足首が見える、いわゆる”中途半端丈”のもの。ただし、丈が中途半端であるがゆえ、スタイルアップも難しい。ウエスト周りにベルトなどでアクセントをつけることで、抜け感のある着こなしができるとのこと。

デニムに合わせるトップスには、シャツを襟抜きで着るのがおすすめ。オフィスにふさわしいきちんと感を出しつつ、トレンドも押さえられる。シャツをボトムスにインすることに抵抗があれば、フロント部分だけをインし、サイドから後ろを出すのもいい。サイドを垂らすことで、太もものシルエットもカバーできる。

デニムスタイリング メンズ編

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(左)チェスター×デニムジャケットの組み合わせが旬。(中央左)さりげなく折り返して靴下見せ。

メンズのデニムスタイルは、オフィスに着ていくなら色使いが重要。明るい色や色褪せたデニムは避け、スーツの推奨カラーと同様に、ネイビーや黒といった濃い色のデニムを選択しよう。裾が長いボトムスはだらしない印象を与えるため、靴下が見える程度のバランスが望ましい。靴下の色は、ボトムスか靴、どちらかに合わせるのが◎。白い靴下は上級者向けなので要注意とのこと。

男性のデニムファッションで、ぜひ取り入れてほしいのが「アズーロ エ マローネ」だ。これはファッションに敏感なイタリア男が好む色使いのことで、青と茶色を組み合わせたもの。デニムのブルーを基調に茶色い小物を合わせたり、茶色いチェスターコートの下にデニムジャケットを着用するのもおすすめだ。2016年の流行色も茶色とのこと。ぜひトライしてみては。

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オフィスにおけるカジュアルウェアは、仕事に好影響をもたらすことが分かっている。多様化が進み、仕事とプライベートの境界があいまいになった現代。個が自分らしさを最大限に発揮して働くために、ファッションの力を借りない手はないだろう。

カジュアルウェアが会議中の脳波に与える影響の実験結果について、詳しくはこちらから
カジュアルな服装で会議をして科学的検証をした結果…

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