企業風土

サイバーエージェントが学生の可能性引き出す採用スタイルを導入

投稿日:2014年10月3日 / by
サイバーエージェント採用サイト

採用サイト

やりたいことから職探し。(株)サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、30種以上の多数のエントリープランから選べる「マルチエントリー採用」を開始した。2016年度新卒採用サイト内からエントリーする。

「マルチエントリー採用」は、様々なエントリープランの中から、挑戦したいプランを複数選びエントリーできるスタイル。その数30種以上にのぼり、学生は自分のやりたいこと、限りなくそれに近いものを選択し、可能性を見出すことが可能となっている。

「『マルチエントリー採用』は、通常の採用過程では評価することの難しい様々な切り口、テーマで学生に実力を発揮してもらうことで、優秀な人材を発掘することを目的としています。就職活動におけるインターンシップの重要性が注目される中、当社はエントリープランを複数用意することで、多様化する学生が自身の強みや志向を発揮できる場を設け、優秀な学生の発掘、採用を行ってまいります」と同社では実施の狙いを説明する。

具体的には、事業プランを応募する「ジギョつくチャレンジ」、書類選考の代わりに「GitHub」のレポジトリーを選考対象とする「GitHubChallenge」、就業型インターンシップとして約一か月、スマホアプリの企画開発の現場でプロデューサー業務を経験する「プロデューサー就業型インターンシップ」などで、単なる選考とは一線を画す、就業に直結するような企画がズラリ並ぶ。

第1弾として、すでに8種のエントリープランの募集が開始されている。「ジギョつくチャレンジ」や、新しい広告手法の開発を考える「広告未来会議インターンシップ」等、それぞれ特徴のあるテーマが用意され、学生が自分の可能性を広げてチャレンジできる機会が提供されている。

この取り組みに参加した学生は、就業型やキャンプ形式の各コースを通じて就業体験ができるのはもちろん、様々な角度から評価を受け、優秀な学生には一部選考スキップ等の権利が付与される。2014年入社の松村淳平氏はすでにグループ会社の社長に就任し、約20人のメンバーを率いている。

お客さん扱い的なインターンシップではなく、本格的な事業体験を通じ、しっかりと評価がされるので、入社後のミスマッチ防止になるばかりか、即戦力として、いきなり大活躍できる可能性もあり、今後、企業による新しい形の採用スタイルとして、広がりをみせていくかもしれない。

 

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