企業風土

昨年より残業が増えたワケ

投稿日:2013年6月26日 / by

ノエビアグループ常盤薬品工業株式会社(株)(本社:東京都中央区)が運営する『眠眠打破(みんみんだは)委員会』は、仕事で頑張る男女の実態把握のため、「残業(時間外労働)に関する調査」を実施。2013年6月26日、その結果を発表した。

<前年比増減>

ビジネスマン・ビジネスウーマン500人に対し、「あなたの会社では1年前と比べて残業(時間外労働)が増えましたか」(単一回答)と尋ねたところ、「増えた」との回答が30.2%となり、「減った」(10.2%)の3倍近い割合となった。

残業は前年よりより増えた

<増えた理由>

残業(時間外労働)が増えた理由については、半数以上が「業績が上向いて仕事が増えたから」(53.0%)という回答に。景気が悪いときは人員を割けないために1人あたりの負担が増える残業が発生しますが、ここ1年は「業績の上向きでの残業」も増えているようだ。

残業する理由残業への意識

<残業する理由>

前項で「残業が増えた」という結果が出たが、社会人であれば「評価」も気になるところ。ビジネスマン・ビジネスウーマンはどのくらい意識しているのか。先輩や上司がいる458人に「同僚や先輩よりも評価されるために行っていることを教えてください」(複数回答)と尋ねたところ、全体では「雑用等でも率先して手伝う」(19.9%)、「残業等を率先して行う」(19.2%)、「同僚や先輩の仕事を率先して手伝う」(18.6%)、「資格を取得する」(18.6%)の4つが上位となった。

性別でみると、女性では「雑用等でも率先して手伝う」がトップ(26.2%)で、男性では「残業等を率先して行う」がトップ(22.7%)だった。後者は特に20代男性が31.6%と多く、他の年代より10%近く多い割合に。まだ知識も経験も少ないけれど体力では勝っている20代だからこそ、作業時間でカバーしているという姿勢が見える結果となった。

<イメージ>

「残業」に対してはどのように考えているのか。残業(時間外労働)に対する意識については、「残業は苦にならない」(46.4%)、「残業をしないと物足りない」(30.6%)、「早い時間に帰宅すると仕事をした気がしない」(27.8%)、「サービス残業であっても率先して行う」(32.4%)という結果になった。

<対策>

どんな対策を行なっているのか。「残業を乗り切るために行っていること(もの)の中で1番効果があると思うこと(もの)を教えてください」(単一回答)との質問に対し、49.4%と約半数がコーヒーや、付加価値のついた機能性ドリンクなど何かしらの「ドリンク」を摂取するという結果になった。「ドリンク」の内訳は「コーヒーやお茶」(19.4%)、「眠気を軽減するドリンク剤」(15.4%)、「栄養ドリンク剤や、エナジー系ドリンク剤」(14.6%)という結果になった。

◆調査期間:2013年6月18日~20日、調査方法:インターネット調査
◆調査対象:東京都港区新橋の近隣エリア*で働く20歳~49歳の男女500名

(*)新橋、汐留、有楽町、虎ノ門、銀座、内幸町、霞ヶ関、日比谷、神谷町、
御成門、大門、浜松町、築地

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