企業風土

社内ゲーミフィケーションを導入した働き方とは

投稿日:2013年8月1日 / by

お遍路(株)ゆめみ(本社:東京都世田谷区、以下ゆめみ)は、2013年8月1日より、社内ゲーミフィケーション「ゆめみ+(ゆめみプラス)」をスタートした。

ゆめみ+は、同社が展開する社内ゲーミフィケーション項目の総称。「日常のいろいろなものをプラスにする」という意味がこめられている。

「弊社は“活気ある組織に!こころと体を健康に!”という会社としての想いがあります。そうした想いに基づき、この企画を実施するというのがひとつ。また、弊社はゲーミフィケーションのリーディングカンパニー。同サービスを用いてお客様に価値を提供するだけでなく、自らも社内ゲーミフィケーションを展開することで、ゲーミフィケーションの認知度の向上と正しい理解の促進を図りたいと考えています」と同社では企画実施の背景を説明する。

具体的な内容は、各実施項目でもらえるポイントを集め、そのポイントが一定数(30ポイント)に達すると、1UQ(ゆーきゅー)と換算され、特別有給休暇が付与されるというもの。8月1日からの「第1期」では、「ゆめWalk(ゆめウォーク)」、「ゆめGOLD(ゆめゴールド)」、「ゆめ感謝祭」、「ゆめのかけら」、「ゆめActive(ゆめアクティブ)」の5つの項目を実施する。

歩行計

参加者全員に配布するFitbitZip(TM)

一番の目玉となる「ゆめWalk」は、参加者の日常の歩行を「四国お遍路八十八か所巡り」で可視化しながら到達距離を競う個人戦。参加者全員にFitbitZip(TM)を配布し、個人の歩行距離データを収集順位を競う。参加者については、職種のバランスを考慮し「順路」、「逆路」の2チームに分け、各ルートで毎月上位3位までに入賞すると、ポイントが付与される。

「ゆめGOLD」は、いわゆる永年勤続表彰。「勤続」と「金属」の「きんぞく」をかけたもので、勤続5年で1/10オンス、勤続10年で1/2オンスの金貨が授与される。初回となる今回の表彰では、勤続5年以上10年未満の社員31名が1/10オンスの対象となり、勤続10年以上の社員3名は1/10オンスと1/2オンス両方の対象となる。

「ゆめ感謝祭」は、社内におけるもろもろの提出物のスピードを競うもので、提出の早かった社員、期日を守った社員にはポイントが付与される。「ゆめのかけら」は、同名の社内報。記事の執筆や話題の提供などを行うことによって、ポイントが与えられる。「ゆめActive」は、社外セミナーや勉強会への参加によってポイントが加算されるシステムとなっている。

また、ゆめWalkスタートを記念し、8月限定企画も実施され、上位入賞者には体重計など、各種賞品が用意される。

同社では、今回実施の「第1期」につづき、9月2日からは新たな企画を追加し「第2期」をスタートする予定という。
ゲーミフィケーションは、課題解決や顧客ロイヤリティを高める目的で、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般をいう。行動の活発化や、適切な使い方の気づきを与える手法として昨今注目を集めている。
※Fitbit及びFitbit Zip(TM)はFitbit .Incが提供するサービス/製品名。

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