企業風土

疲労に効果のある健康ドリンクが登場

投稿日:2015年8月12日 / by
GENKING

多忙なGENKINGが飲むなら理解はできるが…

営業Kは、酷暑に打ちのめされ、夏バテ気味だ。食欲だけは人の倍のハズが、いまや営業成績同様人の半分という消耗ぶり。それでなくても営業成績が落ちる8月だけになんとか、カンフル剤を、となぜか他力本願。そんな中、店舗で目にしたのが、「日常生活で生じる身体的な疲労感を軽減」というありがたい文字。製品は「イミダペプチド」(日本予防医薬)という健康ドリンクだ。

なんでも2009年から発売され、累計で1000万本を売り上げているそうだが、Mは初めて知った。というのもこの製品、この夏からリニューアルされ、機能性の表示をするようになったのだ。正確には、「機能性食品制度」という新制度が施行され、消費者庁経由で企業の責任で表示が可能になった。

トクホの存在はMも知っていたが、それと似たような制度によって、消費者の選択肢が広がったわけだ。さっそく飲んでみたが、酸味と甘みが絶妙のバランスで飲みやすい。いわゆる活力系ドリンクのクセはあまりなく、疲れた胃腸にスーッと浸透するような飲み口の良さ。目安量は1日2本だが、1本飲んで、Mもすっかり気合が入った。

もっとも上司のM部長は、Kに抗疲労ドリンクは焼け石に水とみている。なぜなら、体調万全でも人の半分の売り上げのK。いつも「人の半分なら人の倍努力せよ」と口を酸っぱくしているのに、この極楽思考。期待する方が間違っている。もちろんMは、ドリンクパワーで体調を回復し、倍の売り上げ、つまり人並みの売り上げを達成するつもりだが、そんなものをあてにしている時点で、すでにある程度、結果はみえている…。

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