企業風土

夢中に仕事してほしいLIG吉原氏の想いとは

投稿日:2014年11月4日 / by

株式会社LIG 吉原ゴウ氏

lig-go-3-2「楽しそうな会社」これが一般的なLIGの第一印象である。その理由として「LIGブログ」という自社メディアの存在がある。ブログではWEBに関する知識や情報を紹介するだけではなく、エンターテイメント性に富んだコンテンツの制作配信も行われており、度々話題になっている。

LIGはWEB制作会社である。制作されたサイトのクオリティは極めて高く、業界内での評判も上々である。評判の的は制作物だけにとどまらずLIGという会社自体もいろいろなメディアで取り上げられることも多く、認知度や知名度は日々高まっている。
LIGの経営理念は「わくわくをつくり、みんなを笑顔にする」ことである。それでは、LIGが考えるわくわくとは何か、今回は社長である吉原ゴウ氏にLIGでの働き方について伺った。


好きなことを仕事にして欲しいという想い

「わくわくすることって人それぞれ違うのですが、僕が考えるわくわくは自分も含めてみんなを笑顔にすることなんです。それを実現させるためには、好きなことを仕事にするのが、一番なんじゃないでしょうか。心から楽しいって思えることを仕事にできれば、毎日わくわくしながら過ごせますよね。好きなことに対しては、みな努力を惜しまないんです。自分がものすごく好きだと思えることがあって、それに対して夢中になっていたら、時間なんて忘れてしまうほど没頭しますよね。好きなことを突き詰めていくために、人は努力を惜しまないんですよ。わくわくを生み出すために、そのぐらい好きなことを仕事にして欲しいんです」

「好きなことを仕事にする」それはとても素敵なことである反面、とても難しいことでもある。確かに自分が好きなことを仕事にできれば、それほど幸せなことはないであろう。しかし、定説として「趣味を仕事にしない方がいい」というものもある。趣味を仕事にしたら、趣味ではなくなる。であるとか、趣味を仕事にしたら、それが好きではなくなる。といった意見もよく聞く話だ。しかし、吉原氏は「それは趣味を仕事にできなかった人の言い訳」とピシャリと言い放った。

「趣味があって、そこにスキルが必要で、そのスキルを突き詰めていけば、それが仕事になっていくことはいくらでもあるじゃないですか。もちろんその過程で辛いこともありますけど、その辛いことを乗り越えた先に、楽しいことが待っているんです。それがあるから頑張れる。もちろん仕事としてやっていくためには数字で結果を出していかなければなりませんから、そこもしっかり見ていますけど、好きなことや趣味を突き詰めていけば仕事になっていくんですよ。僕はデザイナー出身なのですが、デザインが好きだからそれを仕事しました」

好きなことを仕事にしていくためには、自らの行動に自信と誇りをもって向き合っていく必要がある。楽しいことばかりがあるわけではなく、たくさんのハードルが待ち構えているのも確かだ。この世の中で好きなことを仕事にできている人は、それらのハードルに打ち勝った人ばかりである。

仕事を楽しんでいる時間を大切にして欲しい

lig-go-1-2ワークライフバランスという言葉がある。仕事と生活のバランスを上手にとって豊かな生活をしようという新しい働き方の指標になっている言葉である。仕事もプライベートも充実した生活が一番いいとされているが、ワークとライフのバランスについても、吉原氏は独自の見解を示している。

「一日の中で、仕事をしている時間がどうしても比率の中で長くなりますよね。その時間を楽しめなかったら、もったいないじゃないですか。仕事は仕事、生活は生活と分けること自体がナンセンスだと僕は思ってます。ワークもライフも楽しむためには、すべてひっくるめて夢中になれることをしていきたいんです」

LIGの社屋にはワークの時間をより楽しめるような工夫がたくさんなされている。玄関を入るとキッチンがあり、ミーティングスペースが広がっている。そこには、まるでカフェのような照明と丸テーブルが置いてあり、人がくつろげるソファも完備されている。特筆すべきは壁に設置された本棚にずらりと並ぶ漫画本など、職場でありながら居心地の良い雰囲気を出すための空間づくりもしっかりとなされていた。この設計も吉原氏の考案によるものである。

わくわくを生み出していくために

好きなことを仕事にすること、仕事を好きになっていくこと、どちらをとっても自分の仕事に責任を持つことが第一条件である。仕事に責任が持てないと、それはただ単に与えられた作業をこなすだけにしかならず、そこからは何も生まれてこない。

「わくわく」という言葉の中には、エンターテイメントだけではなく、社会貢献なども含めた想いがすべて込められている。自分のために、社会のために役立つサービスを生み出す。それはとても素晴らしいことである。わくわくを作り出すためには、努力や勉強は惜しまない。そんな社員であふれている会社だからこそ、新しく生み出せるサービスがあり、打ち込める仕事がある。これからもLIGから湧き上がる無限のわくわくから目が離せない。

次の記事:「ジェネラリストを育てたい」と語る吉原氏のマネジメントとは


LIG-hp会社名:株式会社LIG

事業内容: ウェブサイト制作事業(企画/マーケティング/ブランディング/デザイン/システム開発)
自社メディア運用事業
プロモーション・コンテンツ企画制作事業

 

URL:http://liginc.co.jp/

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