企業風土

仕方なく入った会社の満足度はやはり低いまま?

投稿日:2015年2月6日 / by

いまの会社は第何希望でしたか?

insght1瓦版ユーザーを対象に、働き方の実体を探るアンケート企画「働き方白書」。今回のテーマは「あなたの今の会社は入社時、第何希望でしたか?」。そして、その後の評価についても聞いてみました。814人からの回答が集まりました。

回答者は男性386人、女性428人。年代は20代が428人、30代204人、40代135人、その他43人、未回答4人。20代が多い傾向となりました。では、結果をみてみましょう。

一番多かったのは「仕方なく」で435人でした。次いで「第一希望」が234人、「第二希望」が91人、「第三希望」54人と続きました。あくまでも瓦版を訪れたユーザーの回答ですが、「仕方なく」が圧倒的に多いのは、現在の日本の経済状況を考えても妥当な結果のような気がします。

入社後その評価はどう変わりましたか?

insight2気になるのは、その後の評価です。アンケートでは、「入ってからいまの会社の評価は上がりましたか?」という質問を用意しました。一番多かったのは、「ダウンした」で315人でした。次いで「据え置き」が238人、「アップした」が221人でした。

仕方なく入った会社でさらに、その評価がダウンというのは、ある意味当然のような気もしますが、こういう人が転職に走り、負のスパイラルに陥らないか気になるところです。それでも、大勢は据え置き以上の評価ですから、総じていえば、働く人のいまの会社への印象は、まずまずといったところなのでしょう。

入社時に希望の会社に入れた人もそうでなかった人も、入った当初は目が輝いていたハズです。「あんなことをやりたい」、「あんな風になりたい」…。希望や野望に満ち溢れていたからこそ、やる気がみなぎっていたんだと思います。

回答者には、入ってから会社の評価が上がったという人も3割弱おり、そうしたことからは、「会社」だけが、職場としての良しあしを決める要因でないことは明らかです。むしろ、働く人の気持ち次第で、会社は良くも悪くもなるということではないでしょうか。常に原点を忘れず、しっかりと前を向いていい仕事をしましょう。

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