
夏休みの予定について37.9%の人が「ない」と回答
ビジネスパーソンの働き方を調査する瓦版リサーチ企画「働き方白書」。今回は、近づいてきた夏休みついて調査しました。どれくらいあるの? 何をするの? 果たして結果はどうなったのでしょうか。
対象は瓦版ユーザー。男性370人、女性385人の計755人。年代は20代384人30代183人40代132人その他56人。ではみてみましょう。
そもそも休みはあるのでしょうか。トップは、なんと「ない」で37.9%でした。次いで「お盆期間に3日ほど」(34.4%)でした。両者の差はわずかでしたが、意外といえる結果となりました。それでも3位は「1週間ほどある」(17.9%)で、夏休みらしさが出てきます。
4位の「有休を使って自由に取れる」(5.6%)は、夏休みシーズンに限らず、それなりの期間休めるということなのでしょう。「10日ほどある」は3.4%でした。。さらに「海外並みのロングバケーション」も0.3%いました。うらやましいですね。
こうした結果に呼応するように、夏休みになにをするのかも、やや消極的なものとなっています。一位は「家でダラダラ」(33.9%)、次いで「近県へミニ旅行」(18%)、3位「いつもの休日」(17.9%)となりました。「帰省」は意外に少なく4.5%でした。
今回の調査では20代が半数以上ということもあり、休みが少なめで、加えてあまりお金もないと推測され、こうした結果になった側面があるのかもしれません。また、未婚者が多いと予測され、行動が自分寄りになっていた印象です。
ちなみに、海外に目を向けると、ヨーロッパでは最低でも2週間、フランスでは1か月も珍しくありません。アメリカの場合は1週間が一般的ですが、取らない人もいるようです。また、中国、韓国では夏休みに関しては2、3日と短めが多いようです。夏休みに関してはお国柄も結構出るようです。