
若手ビジネスパーソンの夏のボーナス予想額は42.2万円

(株)じぶん銀行調べ
若手ビジネスパーソンが期待する夏のボーナスの満足度は60点。(株)じぶん銀行(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鶴我明憲)が全国の25歳~34歳の男女300人を対象に実施した「夏のボーナスに関する調査」で分かった。
夏のボーナス予想金額の平均は、男性50.5万円、女性33.9万円で全体平均は42.2万円。昨年より増額を予定する人は、26.7%で4人に1人以上だった。アベノミクスの恩恵で、ベアを検討する企業が多いことなどを背景に期待値が上がっているようだ。
ではその満足についてはどうなのか。男性で63点、女性で57点となり、平均で60点となった。増額予定が4人に1人以上という数字からすれば、大きな不満こそないものの、十分満足ということもないといえそうだ。
それを象徴するのが、使い道だ。1位は男女とも預貯金(80.7%)がトップ。これは、まだ先が見えないことに対するリスクヘッジそのものだろう。2位には買い物やレジャー(54.7%)が入っているものの、1位とは大きな差がついている。買いたいものも1位が国内旅行(65.7%)と堅実で、2位の海外旅行(31%)と差は大きい。
4月にはベアを決めた企業も多く、収入増への期待感が強まったが、若手ビジネスパーソンはあくまで堅実で、冷静に景気動向をみているようだ。来年にはさらなる増税もある。政策とはいえ、物価も上がっており、少々の収入増では、財布のひもは緩みそうにない。