コロナに負けずがんばる企業大特集

観光施設の再始動を応援する合弁会社「グッドフェローズJTB」設立

投稿日:2020年7月14日 / by

国内観光施設のコロナ禍からの再始動にあたり、3密回避、非接触、自動化など“新しい生活様式”における観光のあり方を探って策を展開

JTBが観光支援
株式会社JTB(本社:東京都品川区)と株式会社グッドフェローズ(本社:東京都武蔵野市)は、日本国内の観光施設(入場・体験型観光施設)・観光業界全体のデジタルトランスフォーメーションを通じた魅力度・競争力向上への寄与を目的として、合弁会社(商号:株式会社グッドフェローズJTB)を設立し、2020年4月に営業を開始した。今般、国内観光施設の再始動にあたり、3密回避、非接触、自動化など、ニューノーマルにおける観光施設、来場者双方の様々なニーズを満たすべく、支援策を展開していく。

株式会社グッドフェローズJTB設立の背景

観光業界は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けており、再建のためには様々な工夫が必要だ。しかし、観光施設には中小規模事業者が多く、デジタル化された新たな販路の拡大や販売促進に資金投入がしづらい。そのため、オフライン予約、入場時のクーポン発券、現金のみの決済等が依然として主流となっており、人件費が嵩むのはもちろん、客側にも手間や時間をかけさせることになるし、発券機や現金に触れることで感染のリスクも上がりやすい。このような現状を打破するため、JTBとグッドフェローズが協力し、次のようなサービス提供ができる体制を整えた。
※URL:https://gfjtb.co.jp

<グッドフェローズJTBの提供サービス>

[1]観光施設を対象とする主な提供サービス
①チケットデジタル化プラットフォームサービス
チケットデジタル化プラットフォームサービス
サービスを導入する際に必要なモバイル端末を2020年6月19日(金)より先着1,000台無償提供し、3密・感染防止対策に向けて、非接触を前提とした対応を支援していく。
ちなみに、チケットデジタル化プラットフォームサービスを使うと入場認証データを得られるので、万が一の感染発生時には同時期に同じ場所にいた客へのスムーズな連絡を行うことも可能だ(連絡は販売事業者が実施)。
※観光施設における上記サービスの利用には、JTBとのJTB新電子チケットサービス約款に基づいた契約の締結が必要となる。なお、現在JTBで展開中の電子スタンプによるJTB電子チケットサービスについては、継続展開をしつつ本サービスとの統合を目指していく。

②共通券企画造成サービス
一施設内に留まらず、地域内の施設間連携による共通券企画造成サービスも随時提供。

③コンサルティングサービス
将来的には、BI(Business Intelligence)ツールやデータマネジメントプラットフォームを活用した、観光施設に対するコンサルティングサービスも提供していく。

④情報提供サービス
安心して来場してもらうためには、正確な施設運営情報をリアルタイムで消費者に届けることも重要となる。そのため、旅行情報誌「るるぶ」を展開するJTBパブリッシングとも連携の上、各施設の情報をタイムリーに提供する手伝いをする。

[2]販売事業者を対象とする主な提供サービス
魅力度の高い観光素材(観光施設が提供する入場・体験等)が多数集積するデジタルプラットフォームをAPI(Application Programing Interface)接続によって提供し、販売事業者各社が自社の顧客に合わせた商品企画・マーケティングを可能として、契約や精算に係る業務の効率化を実現する。

問い合せ

株式会社グッドフェローズJTB
電話:03-5796-5051(代表)

会社概要

会社名:株式会社JTB 
本 社:東京都品川区東品川2-3-11 JTBビル
URL :https://www.jtbcorp.jp/


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