働き方

チートシート CheatSheet

チートシートとは

チートシートとはもともと「カンニングペーパー」の意味である。その意味が転じて本来覚えなければならないことを一カ所にまとめ、書いておいたもののことを指すようになった。要するに覚え書きのこと。

学生時代、テスト前に英語の単語や数式を紙に書いてトイレの壁に貼ったりした経験はないだろうか?チートシートは主にシステムエンジニアやウェブデザイナー、デベロッパーなどの間でプログラミング言語を使う際、よく使う項目をメモしておくことで、効率的に仕事ができ、ミスが減ることから頻繁に使用されている。

 いろいろな場面で使えるチートシート

プログラミング言語の分野だけでなく、いろいろな場面でチートシートは役立つ。たとえば、よく使うアプリケーションのショートカットキーや、各デバイスの解像度や画面サイズ、紙の大きさの規格などのチートシートも存在する。必要な情報や用途は人によって様々である。業務をスムーズに行うためのチェックリストとして自分だけのチートシートを作ってもいいし、インターネットで配布されているものを探してみるのもいいだろう。

 記憶することを楽しく

インターネットで「チートシート」を検索してみると、実に様々なデザインのものが配布されていることに気付く。単純に実用性に特化したものや、ビジュアルを重視したものなど、作成者によって個性がある。ただ覚えておきたいことを羅列するよりも、ユーモアを交えながらのほうが記憶に残りやすいものだ。自分の気に入ったデザインのチートシートをポスター感覚でデスクトップ画面に設定したり、印刷したりして机の見やすい位置に飾っておくのもいいだろう。煩わしい業務もちょっとした楽しみに変えられるかもしれない。

 頼りすぎないことが大事

チートシートはとても便利なものであるが、頼りすぎると流れ作業になりがちだ。新しい可能性を見逃すことになり兼ねない。アプリケーションはバージョンを更新し新しい機能が次々と追加されていくし、情報は日々更新されている。新しい可能性を考えることを放棄しないこと、オリジナリティを忘れないことが大切である。

読み物コンテンツ

働き方白書について
仕事相談室について
極楽仕事術について
三者三様について
戦略的転職について
用語集について