働き方

婚活

婚活とは、結婚することを目的とした積極的な活動のこと。「結婚活動」の略で、「就活」をもじった造語である。お見合いパーティーへの参加や結婚相談所への登録といった、結婚相手を見つけるための行動が中心であるが、かつて「花嫁修業」と呼ばれたような、結婚に向けた自分磨きも含めてこう呼ぶ場合もある。

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「婚活」という言葉が広まった背景

1980年代頃までは、お見合いや社内恋愛など、周囲の誰かに世話をしてもらって結婚に至るという流れがあった。しかし近年では、自由恋愛の拡大やライフスタイルの多様化により、もはやこのパターンは成立しなくなった。待ちの姿勢ではなく、「結婚したい」という意志をもって行動することが求められる時代になったのである。
2007年11月発売の週刊誌『AREA』内で、社会学者の山田昌弘氏が、結婚に向けた活動のことを就職活動に見立てて「結婚活動」と考案・提唱した。のちにジャーナリストの白川桃子氏との合同著書『「婚活」時代』が発刊され、言葉は瞬く間に日本中に広まった。

結婚相手を見つける方法は様々

友人・知人の紹介

親交のある人物からの紹介であれば、赤の他人として出会う場合に比べて、比較的心を開きやすいというメリットがある。紹介者を通して相手の人柄を事前に知ることができ、相談もしやすいという点で安心感が大きい。

合コン

男女数人ずつのグループで、砕けた雰囲気で会話を楽しめる出会いの場。結婚よりも恋愛を意識した参加者が多いため、比較的結婚に繋がりにくいというデメリットがある。

街コン

参加者を広く募集し、大人数で行う合コンイベント。一度に大勢と出会うことが可能だが、合コンと同様恋愛を意識した参加者が中心であるため、結婚に繋がりにくい。

お見合いパーティー

10人~数十人ほどの異性と交流できるイベント。結婚を意識した男女が集まるため、比較的結婚に繋がりやすい。年齢を限定したもの、ある分野の趣味に特化したものなど、様々なものが開催されている。

結婚相談所への登録

自分のプロフィールと相手に求める条件を登録することで、希望に合った相手とのマッチングをしてくれるサービス。入会には独身証明書などの提出が必要となるため、既婚者と出会うリスクはない。また、アドバイザーから客観的な助言をもらうことが可能だ。

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