働き方

妊活

妊活とは、妊娠に向けて体調や生活習慣を整えたり、妊娠に関する知識を身に付けたり、妊娠・出産を視野に入れた人生設計を考えたりすること。「妊娠活動」の略。

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なぜ妊活が必要なのか

何歳までに子供を産むか。自身のキャリアのどのタイミングで産休・育休を取得するか。それまでにどれだけの貯金が必要か。そして第2子は――。結婚後は家庭に入り、妊娠は自然に任せていれば良かった昔と違い、現代女性は結婚後も仕事を続ける割合が増加している。晩婚化が進み、第一子を持つ年齢も上昇した。自身の人生設計やキャリアプランを考えたうえで、自然妊娠を待つのではなく、意志をもって子供を授かることが求められる時代だ。

知識を身につけ、妊娠しやすい体を手に入れる

現在の教育では、妊娠しない方法は教わっても、妊娠するための方法を教わることない、という点が指摘されている。卵子の老化や年代別の受精率について、知識のある女性はまだまだ少ないのが現状だ。こうした知識を身に付けることが、妊活の第一歩である。

妊活において重要な柱となるのが、妊娠しやすい身体を作ること。具体的には、以下のようなことを心がける必要がある。

  • 夜更かしをしないなど、生活リズムを整える
  • 栄養バランスのとれた食生活を心がける
  • 体を冷やさない
  • 適度な運動を行い血行を促進する
  • 葉酸を摂取する
  • ストレスをため込まない

不妊治療になると仕事に影響が出ることも

妊活を続けても妊娠しない場合は、病院で不妊治療を受けるという選択肢もある。主に女性ホルモンが減少する30代半ばを過ぎてから妊娠を望む女性に多い。不妊治療が始まると、排卵周期に合わせて病院に通う必要がある。周期は予測できるものではないため、仕事をしている場合は突然休暇を取らなければならない事態も起こりうる。仕事との両立が難しい、職場の理解が得られない、話しづらい、といった理由から、いずれかを諦める女性も少なくない。

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