
「教える」からはじめる“自立”がスマートな理由
なぜ講師デビューが“自立”への近道なのか
ストリートアカデミー(株)
代表取締役CEO
藤本崇氏
いまや、様々なネット系サービスにより、「好き」や「得意」を仕事にしやすくなりつつある。ネット副業からの転身組も目立ち始めている。『ストリートアカデミー』は、誰もが先生になれるスキル共有のコミュニティサイトだ。敷居の高い「教える」をグッと身近にするこのサービス。いわゆる、ガッツリ稼ぐタイプのネット系ではないが、実は、個人の“自立”へ向けては、最も効果的で実用性があったりする。
「教える」が秘める可能性とは
アフィリエイトやクラウドソーシングなど、手軽に個人が収入を得る手段はいくらでもある。その延長で会社を辞め、独立する人も珍しくない。だが、本当にそれだけで食っていくとなると、実はほんの一握りの人しかいないのもまた事実だ。
とはいえ、できれば少ないリスクで大きなリターンを得たいものである。そんなツールや方法はないものか…。ストリートアカデミーは、その有力候補のひとつといえる。理由は同サービスが備える機能と「教える」が秘める可能性の大きさにある。

講師登録の適性やポイントを解説する藤本氏
「講師登録は、多くの人に共有するだけの価値があるスキルを持ってさえいれば、誰でもOKです。もちろんマニアックなテーマもアリですが、集客を考えるとあまりおススメはしません。適性としては、対面が基本ですから、やはり教えることがうまいにこしたことはありません。上手くはなくても、教えるのが大好きというのでも全然いいですね。教え方については弊社でもサポートはしますので、まずは登録して頂ければと思います」と同社代表取締役CEOの藤本崇氏は説明する。
講師になることでみえる全く違う風景
「講師登録」といってもその敷居は決して高くない。それでも「教えるだけのスキルはある。でも、教えるのが下手だ」といってちゅうちょする人もいるだろう。だが、ストリートアカデミーには、講座の反応を事前にチェックする機能がある。躊躇する前に、まず自分のスキルのニーズを確認してみるだけでも登録の価値はある。それによって、いまの自分のスキルがどれくらいのニーズか把握でき、なにをどう磨くべきかがみえて来る。何もしないで、会社にぶら下がっているだけでは到底たどり着けない領域といえるだろう。

場所の斡旋もしてくれるので安心して講師に専念できるのもありがたい
講師デビューといっても別段、肩肘を張って構える必要はない。講師デビューした人の中には、思わぬ形で自分のスキル価値を再発見した事例もある。大手飲食チェーンである上場企業を定年退職後に、包丁の研ぎ方を教える講師に転身したシニア講師。そのきっかけは、自身がストリートアカデミーで受講側にいたときに、たまたま包丁の研ぎ方を学びたいニーズがあることを知ったことだった。まさか、そうしたスキルに学ぶニーズがあると思っていなかったその講師は、定年後の生きがいを見つけたように、講師として、イキイキとマイペースで余生を満喫しているそうだ。
「講師デビューによるなによりのメリットは、ネット上でのやり取りと異なり、深い人間関係を構築できることにあると考えています。スキルを単に役務提供するのでなく、教えることで相手のきっかけづくりや自己発見、成長にも携われる。つながりあいながら相互に刺激し合い、人の役に立っていることを実感できる部分が、他にはない恩恵といえると思います」と藤本氏は力説する。
「教える」が“自立”へのショートカットとなる理由
個人が自立を目指す場合、ネット系サービスで一人黙々と稼ぎながら腕を磨くという道ももちろんある。だが、生身の人間と触れあいながら、知識やスキル共有し、社会貢献もできる「講師デビュー」が、その何倍もの成長と価値を生み出すことはいうまでもないだろう。藤本氏も、独立起業へのステップとしてのストリートアカデミー活用の有効性を否定しない。「個人がお金を稼いだりするネット系のサービスはたくさんありますが、ストリートアカデミーは教えることに特化しています。ここで自分を磨き、それを発端に、本格的に副業へつなげてもいいでしょうし、独立につながることだってあると思います」。

教えるによって、人脈が広がり社会貢献もできると力説する藤本氏
テクノロジーの進化によって、個人でも稼ぎやすくなった。とはいえ、本格的に自立も視野に入れてやっていくとなると、しっかりと「自分ブランディング」ができなければ、苦戦は必至だ。その点、ストリートアカデミーは、自分ブランディングをするにおいても有効なサービスといえる。理由は3つ。まず、講師であるということ自体が、その人の強みのアピールである。ストリートアカデミーの評価システムが、そのままその人の価値の物差しになる。そしてなによりも、教えることでスキルが広がり、人脈も拡がる。
実績、信用、人脈。いずれも、個人が独立する上で、重要な要素となるだけに、それを積み上げられるストリートアカデミーでの活躍は、そのままブランディングと自立への道にもつながるというワケだ。
「教える」からはじめる自立へのステップ。デジタルの進化で、身近になったマイクロ起業への道。だが、成功の肝は、実はアナログな部分にあったりする。ストリートアカデミーでの「講師デビュー」は、まさにそれを実感させ、成功を手繰り寄せる一歩といえる。好きや特技での自立を考えているなら、そのファーストステップの選択肢として、ストリートに「教える」を加えてみるのもいいかもしれない。

http://www.street-academy.com/
◇ストリートアカデミー
現在、全国で20,000人以上が参加する、誰もが自分のスキルを活用して教室やワークショップを開催できるスキル共有のマーケットプレイス。オープンで透明性の高い、実名制のコミュニティとして、安心して学べる文化を育んでいる。学ぶ側にも配慮し、全ての講座を単発か短期としている。昨今は、CtoCに留まらず、法人展開にも乗り出し、さらなる基盤強化を推進する。現在登録ユーザー2万人以上、掲載講座1400件となっている。登録費は無料。費用は、講師の売り上げの5%から15%が徴収される仕組み。