
色彩検定を取って色の専門家になろう
色彩検定に合格するための勉強とは
色彩は、私たちの生活にとって身近なものだ。毎日着ている洋服も、住んでいる家のインテリアも色の使い方次第でまったく別の見え方になるだろう。それだけでなく色は、視覚を通して私たちに精神的な安らぎや興奮を与えるものでもある。病院が真っ赤だと患者さんにとっては落ち着けない空間になるし、遊園地に黒ばかり使われていたら楽しい気分にはならないだろう。
色彩検定を取ることで、このような日常に溢れる「色」に関わることができる。必ずしも色彩感覚は生まれつき備わっているセンスではなく、色彩を学ぶことで、確かな理論に基づいた知識を手に入れることができるのだ。色彩検定についての詳しい内容は、「色彩検定の資格ってどんなの?」を読んでほしい。
試験日程
色彩検定の試験は、受験する級によって行われる月が違ってくる。
6月:3級・2級
11月:3級・2級・1級(1次)
12月:1級 (2次)
上記のように、3級・2級の試験は年に2回行われているが、もっとも難関の1級は年に1回のみの実施となっているため、しっかりと準備して挑みたい。また試験時間も、基本的には例年同じ時間で実施されている。
6月:3級 11:00~12:10 / 2級 14:00~15:20
11月:3級 10:30~11:40 / 2級 13:00~14:20 / 1級 15:10~16:40(1次)
12月:1級 13:00~14:30(2次)
色彩検定合格後の流れ
色彩検定受験の流れは、受験票が届く→試験日→合否通知が届く→合否証書・資格証の交付となっている。合格した人は、就職や単位の認定のために合格証明書が必要なら自費で発行することができ、成績優秀者と団体は賞状や盾などを贈呈される。
色彩検定は幅広く役立つ資格
思い浮かべてみると、どのような製品やサービスにも色が使われており、しかも戦略的に活用されている。どのような色を、どのような組み合わせで使うのか、という判断によって、そのサービスや製品に対するイメージはガラッと変わるため、色彩に関して専門的な知識を持っている人は常に必要とされているのだ。