旅行好きにオススメの旅行業務取扱管理者
旅行のプロフェッショナルが旅行業務取扱管理者
旅行業務取扱管理者とは、旅行者の希望に合わせてプランニングや販売などを総合的に行う観光旅行のプロフェッショナルである。
旅行に関する資格の中で唯一の国家資格だが、受験資格は特に制限が設けられておらず誰でも受験をすることが可能。旅行会社やツアーコンダクターへの就職を希望する人だけでなく、旅行を楽しむ人からも人気の高い資格である。他にも、観光地や交通網の知識を活かすことができるため、旅行業界以外に航空業界や鉄道業界を目指す人の強い味方となってくれるだろう。
「旅行業務取扱管理者」の資格とは
この資格は、国内旅行のみを専門に扱う「国内旅行業務取扱管理者」と、国内と海外旅行の両方を扱う「総合旅行業務取扱管理者」の2種類に分かれるが、願書受付期間や試験の開催場所が異なってくるため注意が必要だ。
それぞれの資格試験の具体的な違いを以下に紹介する。
総合旅行業務取扱管理者試験 | 国内旅行業務取扱管理者試験 | |
---|---|---|
試験実施機関 | 日本旅行業協会(JATA) | 全国旅行業協会(ANTA) |
試験要項の発表
(願書の配布) |
7月上旬 | 6月上旬 |
受付機関 | 8月上旬 | 7月上旬 |
試験日 | 10月上旬(年1回) | 9月上旬(年1回) |
合格発表日(予定) | 11月下旬 | 10月下旬 |
試験科目 | 旅行業法及び関係法令
旅行業約款及び関連約款 国内旅行実務 海外旅行実務 |
旅行業法及び関係法令
旅行業約款及び関連約款 国内旅行実務 |
試験地 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪
広島、福岡、那覇 |
札幌、仙台、草加、東京、名古屋
大阪、広島、福岡、那覇 |
受験手数料 | 6,500円 | 5,800円 |
試験の合格ライン | 受験科目に対し、満点の60%以上 | 受験科目に対し、満点の60%以上 |
試験合格率
(2014年度) |
16.4(%) | 28.1(%) |
国内旅行業務取扱管理者の資格を持っている場合、総合旅行業務取扱管理者試験の科目が一部免除となる制度があるため、国内旅行業務取扱管理者の次のステップとして、総合旅行業務取扱管理者の資格取得を狙うのもよいだろう。