ビジネスパーソンンの効率化は“公私混同”してこそ意味がある

ビジネスパーソンが作業の効率化を考えるとき、たいていは職場を思い浮かべるだろう。だが、本当にできるビジネスパーソンは、業務はもちろん、プライベートも含めた1日の時間全体の最適化を意識し、可能な限り行動の無駄をなくす努力をしている。そのキーワードは「自動化」だ。

電気代やガス代をはじめとした公共料金や携帯料金は、コンビニや郵便局で支払いができる。店舗に足を運ぶのが面倒だが、毎月のルーチンワークとしてしまえば難なく行えるものの、手動ゆえのデメリットもある。場所や期限などを考える必要があるという点だ。

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公共料金や携帯代を手動で支払うと損

思考する時間や支払いに掛かる労力が無駄に増えてしまうことは、効率の悪い手段を自ら選んでいることにほかならない。さらに、手動という方法を取っているせいで、料金の支払い忘れや請求書紛失などのミスが発生する可能性もゼロではない。ある日、払い忘れていた公共料金の督促状が届き、追加で高い延滞料金を支払うことになったという経験がある人も少なくないだろう。
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オートメーション化でミスや無駄をなくそう

デキるビジネスパーソンは、こうした無駄を可能な限り排除している。そのために活用しているのが、支払いのオートメーション化だ。銀行のカードやクレジットカードを使うことで、簡単な手続きにより公共料金や携帯料金を自動で引き落とすよう設定することができる。これにより、ルーチンを最小限に抑えている。特別なことではないちょっとしたことだが、こうしたところに妥協しないことで1日全体の無駄時間をそれこそ無駄なく消している。

ただし、自動化したからといって安心せず、定期的な内容の見直しは必須であることを留意しておこう。通信料や保険料などは、安いプランに乗り換えるなどで、毎月の負担を軽くすることもできる。また、ほとんど使わなくなったサービスを解約せず、自動で払い続ければ、たとえ額が少額でも積もれば大きな損失につながる可能性もあるので注意しよう。
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自動化することで得られる更なるメリット

銀行やクレジットカードを使うことによるメリットは他にもある。金銭面における優遇措置だ。とりわけ、獲得競争の激しいクレジットカードは、料金の割引制度や、独自のポイント制度を設けている場合も多く、貯まったポイントを買い物や旅行に利用できる。発行するにあたっては審査が必要となるが、社会人なら最低限1枚は持っておきたいアイテムだ。

徹底した自動化によって頭の中を整理しよう

先に挙げた公共料金や携帯料金の支払いのほかにも、可能なものであれば徹底した自動化を行うのが望ましい。例えばSuica定期券の自動チャージや、スマホやパソコンにおけるアプリケーションの自動更新などのように、できるだけ自動化を進めることで余計な思考に対し、時間を費やさずに済むハズだ。考える時間を減らせれば、その分できることが増える。忙しい日々を送るビジネスマンだからこそ、時間やタスクを合理的に使う方法に対し、積極的であるべきだろう。時は金なり、だ。

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