働き方

ブラックカードのすごさとその取得法

投稿日:2014年7月26日 / by

ブラックカードとは一体何?

ブラックカードイメージ

クレジットカードの最高峰「ブラックカード」

ビジネスパーソンにとって、「ブラック」の響きはあまり、いいものではないかもしれない。「ブラックリスト」、「ブラック企業」…聞くだけでむず痒くなりそうだが、最高ランクのステイタスとしての「ブラック」もある。「ブラックカード」だ。

聞きなれない人の方が多いかもしれないが、「ブラックカード」とは、クレジットカードの最高峰。ゴールドやプラチナを超越した特別な人だけに与えられるクレジットカードだ。謎のベールに包まれた“黒いカード”には、都市伝説のような噂も多く飛び交う。

戦車が買える、家が買える、飛行機が買える、利用限度額が無制限…一般人レベルでは考えられないスケールの利用が可能といわれている。噂話に聞こえてしまうほど、桁違いの使い方ができるクレジットカード。それが「ブラックカード」なのである。

位置づけとしては、アメックスを例にとれば、通常版、ゴールド、プラチナがあり、その上に君臨する。正式名称は、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」。カードがブラックであることからブラックカードと呼ばれるようになった。

ブラックカードの取得法

通常版から、ゴールドやプラチナへの昇格は、購入金額や年収によってステップアップする。では、プラチナからブラックへはどうすれば昇格できるのか。これについては基本、自分の意志でなることはできない。アメックスから招待されて初めて、所有権を得ることができる。

招待されるにはひたすら高額の買い物を続ければいいかといえばそうとも言えない。どんなものを購入し、どんな行動をしているかも、“審査”項目に入っている様である。高級レストランに頻繁に通い、高級ブランド品を買いあさり、海外にも頻繁に旅行に出かける。そうした人に、ある日突然、招待状がやってくる。

まさにハイグレードビジネスパーソンの憧れといえる「ブラックカード」。一体持っていることで、どんなメリットがあるのか。基本は、桁違いの利用限度額と保険関連が中心となる。これは、絶対的な安心感をもたらしてくれる機能といえるだろう。限度額を気にせずカードが使え、使ったカードで旅行なりショッピングをした際に、自動的に保険が適用され、大金が保証される。この安心感は、生活レベルがハイグレードになるほど、身に染みて感じられるものといえよう。

グレードアップとコンシェルジュも大きなメリットだ。ホテルや飛行機を予約した際、空いていれば、上級クラスへのアップグレードが自動で行われる。コンシェルジュは、24時間365日対応で、困った時になんでも対応してくれる頼りになるいわば“パーソナル執事”。この2つは、自分がハイクラスであることをしみじみと実感する選ばれし者へのサービスといえる。

有名なのはアメックスのものだが、VISAカード、マスターカード、JCBカード、ダイナーズクラブカードにも「ブラックカード」にあたる最高ランクのカードは存在する。いずれも利用額からステップアップし、招待等によってたどり着くわけだが、もちろん、年会費は必要となる。年間5万円程度のものもあるが、月間3万円近いものもあり、持つにはそれだけの収入が必要となることは言うまでもない。

ちなみに、知人は某百貨店のヘビーユーザーで年間100万円近い買い物をしたところ、百貨店の「ブラックカード」が送られてきたそうだ。そのカードを使えば、百貨店の専用ラウンジを使い放題とのこと。クレジットカードの「ブラックカード」を目指すのもいいが、まずは、そうした身近なところから攻略し、プチ優越感を味わいながら、最高峰にトライするのも、アプローチの仕方としてはありかもしれない。

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