働き方

東京・京橋に指定コーヒー持参で2時間無料のコワーキングスペースが限定オープン!

投稿日:2017年9月29日 / by

コーヒー1本で共働空間を提供する思惑とは

サントリー食品インターナショナルが東京のど真ん中に、“ワンボトルコワーキングスペース”を限定オープンした。同社のペットボトル入りコーヒー「クラフトボス」を持参すると、2時間無料で利用できる。期間は、2017年10月31日まで。

CMに出演する杉咲花さんも絶賛のクラフトボスラテ(クラフトボスワーキングスペースで)


コーヒーと職場の関係は昔から深いものがあるが、なぜコワーキングスペースなのか。「クラフトボスは、缶コーヒーじゃないボスとして、缶コーヒーやボトル缶コーヒーになじみがない“第三世代”向けコーヒーとして今年4月に発売。新しい働き方と休憩のとり方の変化などにより、コーヒーに求める価値の多様化に着目した商品です。新たな相棒コーヒーとして、働く人に寄り添っていこう、ということでこうした展開にも取り組みました」と同社ジャパン事業本部課長・大塚匠氏は説明する。

期間限定とはいえ、200円でおつりがくるクラフトボス一本で、2時間利用できる「クラフトボスワーキングスペース」。実は、今年1月にオープンしたコワーキングスペース「Daigonal Run」とのコラボ企画で、ドラフトボスが2時間のフリーにパスになるといわけ。同スペースは、オープンな空間に座席が150席、会議室3部屋、イベントスペースもあり、期間中はプチリモートワークに有効活用できそうだ。

福岡銀行グループの運営なので、地方出張で東京に出てくるクライアントなどとの打ち合わせや商談に活用するのもいいかもしれない。コワーキングスペース未経験のビジネスパーソンなら、この機会に、体験してみるのもいいだろう。期間中は、クラフトボスやオリジナルステッカーももらえ、利用しない手はない。

クラフトボスは、缶コーヒーのイメージが強い同社のRTD(容器入り飲料)コーヒーにあって、ペットボトルタイプを採用。「仕事中も休憩中も、ずっと傍らに置いておきたい」、「仕事をしながら時間をかけて飲み続けたい」という職場での新たなニーズに応え、開発された。パッケージデザインもスケルトンが斬新で、インスタ映えする。こうした商品づくりへのこだわりと練り上げた販売戦略が功を奏し、20代から支持を集め、ラテタイプは品切れになる大ヒットとなった。

RTDコーヒー市場に新風を巻き起こしたクラフトボス。常識に捉われない発想でヒットにつなげた同社開発陣のチャレンジ姿勢は、働き方改革を推進するために必要なマインドとそのままシンクロしそうだ。

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