働き方

働き方を考える豪華会議が発進

投稿日:2017年2月15日 / by

加速する働き方改革を推進する新プラットフォームが発進

「働き方を考えるカンファレンス2017」(主催:一般社団法人at Will Work)が2017年2月15日、都内で開催された。総勢54人の豪華メンバーが集い、1日に渡り、さまざまな視点からセッションを行い、変革へ向かう「働き方」を問いかけた。

atWillWorkの設立目的を説明する藤本代表理事

最初に「at Will Work」代表理事の藤本あゆみ氏が運営組織ついて説明。「at Will Workは多くの企業人団体による事例と知見共有のプラットフォームとして、ノウハウの蓄積・体系化、そして迅速な共有により『働きやすい社会づくり』に貢献していきます」と話し、より良い働き方を実現する社会づくりの触媒として機能していくことを表明した。

その後、副業・兼業解禁で注目されるロート製薬の吉野俊昭氏の公開インタビューを皮きりに、働き改革のキーマンや有識者らによる7つのセッションが行われ、集まった経営者や人事担当者、ワーカー約600人へ向け、働き方改革実現へのヒントや課題などを投げかけた。

テーマは、注目度が高まっている副業・兼業のほか、リモートワーク、生産性向上、グローバル、採用・評価など、働き方改革全般に及び、いづれも濃密な内容となった。

セッションの最後には、働き方改革実現会議の構成員に名を連ねる世耕弘成経産省大臣が登壇。会議の状況を踏まえつつ、働き方改革における見解を示した

働き方改革について語る世耕経産大臣

「残業に上限が付くのはいいことが、時間でなく成果で働きたい人にタガをはめることになってはいけない。同一労働何時賃金についても、非正規がただかわいそうでなく、物差しを決め、フェアにしなければなならない」と、現状の流れに一定の評価を示しながらも、働く人の様々な価値観が適正に反映される多様な働き方の実現が大切とあると力説した。

グラフィックレコーディングにまとめられた世耕大臣のセッション

その上で、聴衆に対し、「働き方が悲惨だ、かわいそうという人を守ろうと、なりがちだが、このat Will Workではそっちではなく、こんなことをやりたいが規制があってできないとかそういった前向きな声を上げ、ガンガン発信してもらいたい」とメッセージを送り、セッションを終えた。

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