働き方

閉塞社会で一番清々しい生き方とは

投稿日:2019年3月11日 / by

<変人・安田の境目コラム>

オーナーは本当に憧れの人生なのか

オーナーという生き方に憧れる人は多い。資産家で、投資を生業とし、不労所得だけで生きている。夢のような人生――。

ハワイのオーシャンビュー経営者という生き方が、好きな人もいる。自ら先頭に立ち、人を動かし、たくさんの報酬を得る。波乱万丈の人生。

従業員という生き方が、一番いいという人も多い。リスクは負わず、報酬も休暇も約束される。とても安定した人生。

それぞれの生き方には、それぞれの良さがあり、それぞれのリスク、それぞれの苦悩もある。生き方は千差万別なのです。

お金があること。お金がないこと。時間があること。時間がないこと。自分で決められること。自分では決められないこと。リスクがあること。リスクがないこと。

人生にリスクはつきもの

何が自由で、何が不自由なのでしょうか。完全なる自由も、完全なる不自由も、幻想なのかもしれません。人生にはリスクがつきものです。

決断から逃れることはできないし、労働せずに生きていくことも出来ない。それが人生というもの。あるべき自然な姿なのです。

オーナーしかできないという人生も、経営者しかできないという人生も、従業員しかできないという人生も、きっと全部不自由な人生なのです。

なぜなら依存する生き方だから。ただその対象が違うだけ。お金に依存するのか、会社に依存するのか、社員に依存するのか。

適度なリスクも負えて、必要な決断ができて、しっかりと現場仕事もできる。それが真の自由なのかもしれません。バランスの良い生き方。きっとそれが一番清々しい。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
yasuda21965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2014年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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