
自分を見つめて「自分マーケティング」してますか?
<変人・安田の境目コラム>
「自分が欲しいモノは何か」を見極めることの大切さ
マーケットは自分自身。「何が欲しいのか」を自分に問う。自分が欲しいと思うものを売る。言うのは簡単ですが、これ結構難しいんですよね。どうしても他人を意識してしまう。
でもこの「自分の」感覚を磨くことは、経営者には必須だと思います。
マーケットを見て商品を作っても、ありふれた商品にしかならないから。
本当の意味での自分発の商品。それはオリジナリティー溢れる、個性的な商品。売り方だって、見せ方だって、自分なりに考えればいい。
理屈はみんな分かってるんです。でもなかなか出来ない。それはある意味仕方のないことなのです。なぜなら私たちは、他人に合わせてはみ出さないように教育されてきたから。でも今の時代には、それが決してプラスには働かない。むしろマイナスになってしまう。
では見失った個性を、どう取り戻せばいいのでしょうか。
変化したくなった時に本来の自分が出てくる
ポイントはイレギュラーな自分。ここに大きなヒントが隠されています。普段なら見向きもしないもの。素通りしてしまうもの。でもなぜか気になるもの。
普段の私たちは、個性を閉じて生活しています。いちいち自分で考えていたら、疲れて仕方ないからです。調和だって乱してしまいます。知らず知らず個性を殺し、知らず知らず周りに合わせてしまう。でも時々、本来の自分が出てくるのです。
なぜか気になる。
なぜか立ち止まってしまう。
そんな時、自分に問いかけるのです。何が気になっているのか。なぜ立ち止まりたくなったのか。私は何を求めているのか。どんな変化を期待しているのか。その体験や商品を手に入れた後、一体何が変わるのだろうか。私にはどのような変化が起こるのだろうか。それを自分の心に問いかけるのです。
頭ではなく心に問いかける。すると自分の深層心理が見えてきます。そうか自分はこれを求めていたのか。こういう自分になりたかったのか。
それが自分マーケティング。
