働き方

売れる商品を生み出す「ロジック」とは

投稿日:2020年2月3日 / by

<変人・安田の境目コラム>

営業しなくても売れていくモノをつくる方法

私のメイン業務は、商品開発と集客です。競争のない新たな商品(価値)を生み出すこと。広告費が要らない集客の仕組みを考えること。課題はふたつですが、やっていることはひとつです。
すなわち「そういう商品」をつくり出すこと。価格競争がなく、広告費がかからず、採用力までアップする。それが私の心がけていること。つくるべき新商品。
売れる商品をつくるにはではどうやってそれを、生みだしているのか。全てはロジックの組み立てから始まります。どこから話をスタートさせるのか。どんなストーリーにするのか。どこをゴールにするのか。それを練っていくのです。これは講演でも同じです。講演と商品開発は一見、全く違うものにも見えます。でも根本は同じなのです。

「楽しく売れるロジック」、それが肝!

まず相手の注意を引きつける。次に疑問を投げかける。相手は疑問に引き込まれる。その疑問に回答する。ちょっと意表をついた回答。なるほど!と膝を打つ回答。

びっくりするかもしれませんが、じつは私は営業マンなのです。元営業マンではなく現営業マン。営業嫌いだけど営業マン。それが私の正体なのです。講演でも、書籍でも、商品開発でも、集客でも、ブランディングでも、全部同じ。私がやっているのは営業。つまり営業トークを練ることです。

正確に言うと、私は営業が嫌いなわけではありません。電話かけとか、飛び込みとか、お願いとか、クロージングとか、そういう作業が嫌いなだけ。そんな面倒なことをせず、ストレスもなく、楽しく売る営業。それが書籍であり、講演であり、商品開発であり、集客でもある。というわけなのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
yasuda21965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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