
生き残るために「自分の商流」を考えること
<変人・安田の境目コラム>
まず「自分の得意分野」を見つめ直す
これからの私に必要なのは、私だけの得意分野です。料理でもいいし、ポエムでもいいし、手裏剣でもいい。要するに何でもいいのです。自分が好きなこと、得意だと思うこと、いちばん興味深いこと。それを突き詰めていく。
早い子はたぶん幼稚園ぐらい。平均したら高校生、大学生くらい。そこ頃には何かの専門家になっている。マニアックな専門家として発信し、自分の顧客と繋がっている。
一人ひとりが自分のマーケットを持っていて、何かを売ったり、何かを広めたりして、自分の商売をしている。自分のマーケットで販売するのは、自分の商品だけではありません。自分がいいなと思う誰かの商品も、どんどん紹介してあげればいいのです。
私の商品は買わないけど、私の知り合いの商品は買うかもしれない。私のフォロワーは買わないけど、フォロワーのフォロワーは買うかもしれない。そうやって私のマーケットは、多くの人にシェアされていくのです。
商流=ビジネスの流れ=信頼や信用の流れ
私が大事にするべきは、フォロワーさんとの信頼関係です。決して変なものを紹介してはいけない。目の前の手数料に目が眩んではいけない。それがフォロワーさんとの約束。私が発信する情報に興味があり、私が発信する情報を信頼してくれている。そういうフォロワーさんを何人抱えているのか。それが私の最大の財産となるのです。
フォロワーさんにも、もちろんフォロワーさんがいます。そのフォロワーさんにも、さらなるフォロワーさんがいます。それは個人の信頼を起点とした、リファラルな商流。お店の集客も、商品の販売も、BtoCも BtoBも CtoCも CtoBも、この商流を流れていく。
流れの良い太く長い川と、
流れの悪い細く短い川。
どちらの価値が高いかは明白です。
流れの早さや大きさは信用によって決まります。その源泉は自分が日々発信する言葉なのです。
