
潜在マーケットというお宝探し、楽しいですよ
<変人・安田の境目コラム>
「開拓精神」なんて言葉を持ち出すだけで、ワクワクする
冒険と言いましょうか。ロマンと言いましょうか。あると信じて進み続ける。それが潜在マーケットの開拓精神なのです。
こんな商品があったらいいよね。こんなサービスができたら素敵だよね。こんな風なネタを集めて。こんな動画を作ったりして。こんな配信もしてみよう。いろんなことを想像し、ワクワクしながら掘り進める。これが楽しいのです。
いや、楽しめる人だけが、お宝を発掘できるのです。
まさにそれは宝探し。まだ誰にも見つかっていないお宝。それが潜在マーケット。私だけのビジネス。私のお客さんと出会う場所。好きや得意を仕事とし、欲してくれる人をお客さんにする。やりたいことをやって、人に喜ばれて、そして稼げる。
最高の生き方ではありませんか。
みんなそこに到達したい。でも多くの人は到達できない。それはなぜなのでしょうか。実力が足りないから?いえ、そうではありません。到達できない理由。それはふたつしかありません。
冒険に出ないから。
途中でやめてしまうから。
それだけのことなのです。
始める、続ける、それだけ。カンタン
まずやるべきは妄想です。
こんなサービスをやって、こんな風にお客さんが喜んでくれたら、素敵だなあ。最高だなあ。そのイメージを心に焼き付けること。
すべてはゴールからの逆算なのです。だったらこうしてみよう。もっと喜んでもらえるかも。こんな伝え方をしてみよう。見つけてもらいやすくなるかも。より喜んでもらうために。より見つけやすくするために。毎日コツコツ工夫する。毎日コツコツ発信する。
やるべきことはこれだけです。
あとは信じてやり続けること。何年やればいいのか?騙されたと思って3年はやってほしい。3年なんてあっという間ですよ。
<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
1965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。
