
続・好きなことをしてカネを稼ぐ方法〈集客編〉
<変人・安田の境目コラム>
「今すでにある仕事」では十分には稼げない、という考え方
自分が得意なことを仕事にする。理想ではありますが、なかなかこれが実現できません。なぜなら多くの人は今ある仕事の中から得意なものを選んでしまうから。今すでにある仕事。それは やればお金になる仕事 です。
たとえば引っ越し屋さんとか、美容師さんとか、コピーライターさんとか。引越しの荷物を運ぶ。髪を綺麗に切ってあげる。必要な文章を必要な分量で書く。これにはお金を払う人がいます。つまり顕在化した仕事です。
しかし元を辿れば、それらは仕事ではなかったのです。お金を払って荷物を運んでもらう。お金を払って髪を切ってもらう。お金を払って文章を書いてもらう。そんな人はいなかったのです。
お金を払うことが当たり前になっている仕事。それが今すでにある仕事です。お金を払ってもらいやすい分、そこは競争が激しくなります。料金だって叩かれやすい。もし自分の得意を仕事にしたいのなら、やるべきことは新しい仕事づくりです。私が得意なことで商品をつくり、それにお金を払ってくれる人を、集めていくのです。
儲けようとしないで、「誰かを助けること」をすれば、人は集まる
私の場合は境目研究でした。日々境目を研究してSNS で発信する。するといろんな人が集まってきます。仕事に悩んでいる人。人生に悩んでいる人。経営に悩んでいる人。まず私は彼らの役に立とうと考えました。
そこで編み出したのが、こだわり相談ツアーという企画です。どんな相談にでも乗ってあげる。お代はいらない。その代わりにご飯を奢ってください、という企画。たくさんのお悩み相談に乗っているうちに、自分の得意とつながる商品が見えてきました。それがスイッチ・ミーティングです。
多くの人は私にゼロイチのアイデアを求めている。そして私はゼロイチを考えることが得意。まずは自分ができることで人の役に立つこと。それがすべての始まりなのです。
