
「買ってもらえる新商品の作り方」を見つけた話
<変人・安田の境目コラム>
商品を売って稼ぐ。そのためには「買ってもらえる商品」を生まなくては
私のニッチは境目研究です。でもこれはスキルとは言えません。なぜなら買ってくれる人がいないから。そのままでは商品にならない。それが分かったので境目研究を掘り下げることにしました。私は研究を通じて何をやっていたのか。
掘り下げて分かったことは2つです。私は人と違うものの見方に興味があるということ。そしてゼロから1を生み出すアイデアが好きであるということ。この2つを組み合わせてつくった商品。それがスイッチ・ミーティングです。月1回のミーティングを通じて、新しい事業や新商品を考えるというサービス。
もうひとつ私には財産がありました。それは境目研究の読者さんと、こだわり相談ツアーの参加者さんとのつながり。この中から商品を買ってくれる人が出てきました。
こうやって私はちょっとずつ、食える境目研究家になっていったのです。しかしそこにはまだ大きな壁がありました。あまりにもマニアックな商品なので、どう活かしていいかわからないのです。
スイッチ・ミーティング?それをやったらどういうことが起こるの?何が手に入るの?
この問いに答える必要がありました。そこで考え出したのがコラボです。こんな商品ができるんじゃない。こんなサービスがあったら面白いよね。という具合にミーティングは盛り上がる。
でも盛り上がって終わりでは意味がない。それはまだ商品にはなっていない。
名前とコンセプトとロゴがあれば、商品はできる!?
では商品とは何なのか。ここで考え出したのがネーミングです。商品名・商品コンセプト・商品ロゴこの3つがセットになったもの。それを新商品と位置付けたのです。
出来上がった事例を見れば、どういうものが手に入るのか分かりやすい。しかし私にはネーミングのスキルがない。ロゴをつくるデザイン力もない。だったらコラボしよう。こうやってBFIのベースとなる商品が誕生したのです。
私がアイデアを出し、ネーミングクリエイターがコンセプトとネーミングをつくり、デザイナーがその世界観をロゴにする。ミーティングもネーミングもロゴもそれ単体ではなかなか売りにくい。あるいは安く買い叩かれてしまう。それを組み合わせることで新商品をつくり、新たなマーケットを掘り起こしたのです。
『スイッチ・ミーティング』紹介サイト:
https://brand-farmers.jp/blog/switch_meeting-2/
