
仕事の費用対効果と「好きでやりたい」との間
<変人・安田の境目コラム>
仕事は効率よく稼がなくちゃいけない。でも、それだけでは面白くない
かれこれ20年このメルマガをやってます。つまり20年間、毎週欠かさず、書き続けてきたわけです。いったいどれほどの文字を書いたのでしょう。気が遠くなるような分量。気が遠くなるような作業です。
その時間は無駄だったのか。それとも無駄ではなかったのか。時々そんなことを考えます。皆さんはどう思いますか。
売上につながったのか。それはどのぐらいの金額なのか。やっぱりそこを考えますよね。私もそうでした。費用対効果が高いのか低いのか。社長である以上、時間を無駄に使ってはならない。執筆には何時間かかっていて、その結果どれぐらいの集客と売上と利益が見込めるのか。
社長でなくなってからも、基本的な考えは変わりませんでした。ひとりで稼がなくちゃいけない。効率よく時間を使わなくてはならない。このメルマガは果たして効果的なのか、と。もちろんメルマガによってもたらされた利益はあります。たくさん問い合わせが来ました。私への仕事の依頼も来ました。だから効果はありました。
でも今続けている理由は、費用対効果ではありません。問い合わせが来なくなっても、まったく仕事に繋がらなくても、きっと私は書き続けると思います。
儲かればうれしいけど、そうじゃなくてもやりたい仕事
その理由は楽しいからです。自分で課題を見つけ、自分の頭でそれを整理し、自分の言葉を使ってそれを表現する。その行為が楽しくてしょうがない。YouTubeチャンネルもそうです。動画にはかなりの時間とお金を使いました。仕事に繋がればもちろん嬉しい。でもまったく仕事に繋がらなくても、私はやり続けると思います。
もうすぐ始まる小さなビジネス学校も同じです。事業として儲かればもちろん嬉しい。でもまったく儲からないかもしれない。それでもやり続けると思います。なぜなら私はそれがやりたいからです。
やりたいことをやる。楽しいからやる。それが人生の本質ではないでしょうか。
