
社長という肩書の人ほど積極的に副業をすべし!
<変人・安田の境目コラム>
今はまだ社長じゃない人にも、ぜひともお伝えしたいことですが
社長こそ副業すべきである。
そう私が主張する理由は3つあります。まず選択の幅が広がること。自分にはこの会社しかない。ここに命をかけるのだ。私もかつてはそう思っていました。だから判断を間違える。時間もお金も突っ込み過ぎてしまう。社長と会社はまさに一蓮托生。でもこれはリスクが高過ぎます。
ちょっと想像してみてください。たとえば自分は3つの会社を経営している。そしたらバランスを考えますよね。どの会社を伸ばすべきか。どの会社は縮小するべきか。廃業やM&Aも視野に入ってきます。
副業はまさにこのような、選択の幅をもたらしてくれるのです。「やるしかない」ではなく、「やるかやめるか」を選択できる。
次に社長は潰しが効かないという事実。私は社長を辞めてこれを痛感しました。組織がないと生きていけない。でも雇われるのには向いてない。これがどれほど大変なことか。
いつでもひとりで食べていける。会社の外にも求められる場がある。いくつもの収入源がある。副業は精神的な安心と、経済的な安定をもたらしてくれます。
そして社長は副業に向いているという事実。ゼロから副業を立ち上げるのは大変です。だけど社長にはたくさんの武器があります。私は今になって思います。もっと早く会社がうまくいってる時に、真剣に副業をやっておくべきだったと。肩書もあり、ネットワークもあり、使えるお金もある。副業を始める時このアドバンテージはとても大きい。
「会社は遅かれ早かれ無くなる」…そう考えて、今から行動すべし
会社がなくなって、いちばん困るのは社長です。だからこそ先手を打っておくべきなのです。生きているうちに会社はなくなる。その後も自分は稼がなくちゃいけない。この事実を受け止めるべきです。
絶対に潰れない会社。そんなものはありません。潰さないためにみんな努力しているのです。だけどその努力が仇となる時もあります。いつでも辞められる状態をつくり、その上で潰さないようにする。これが正しい順序です。潰すことができなくなってからでは、もう手遅れなのです。
