働き方

いい人なんだけどね…と言われてきた人のリベンジ

投稿日:2021年9月6日 / by

<変人・安田の境目コラム>

いい人とは言われるけど評価されない。そういう仕打ちをされてきた人、居ますよね

「いい人なんだけどね」という評価は「だけど」という言葉に続きます。「だけど恋愛の対象じゃないよね」とか。「だけど仕事は頼めないよね」とか。つまり、いい人であることと、その人の価値とは別ということです。ここで言う価値とは「かっこいい」とか「仕事ができる」ということでしょう。

言い換えるなら、「ルックス」と「パフォーマンス」です。いい人だけど見た目が好みじゃない。いい人だけど実績もキャリアも足りない。だから……ダメだよね。これは長らく日本社会での典型的な評価パターンでした。つまり見た目と実績が、評価に大きく影響する社会。ところが今、ここが変化しつつあるのです。

いい人なんだけどね、と言われる人
すごい実績や肩書きがあっても、爽やかなルックスのタレントも、たった一度の失言や行動で、その評価がガラリと変わってしまう。犯罪なら話は別ですが、ほんのちょっとした発言や行動が、その引き金になるのです。この人嫌い。見てるだけで腹が立つ。絶対に許せない。消えてほしい。

芸能人や政治家との距離が、ネットによって近くなった。それも大きな要因でしょう。でもそれだけではない気がします。もっと大きな社会的変化。それは「ルックス・実績・肩書き」という外見&ハード情報時代から、「本質・人間性・等身大」という中身&ソフト情報時代への変化です。

「良いことも悪いことも、中身がすぐバレる時代」になってきた、ということ

「いい人なんだけどね」が「いい人だから」になる。
「見た目がイマイチだから」が「見た目はイマイチだけど」になる。
「実績と肩書きがないから」が「実績や肩書きはないけど」になる。
「実績と肩書きが抜群だから」が「実績と肩書きは抜群だけど」になる。

テレビを見ていて感じませんか?見た目がいい・鋭いツッコミ・ちょっとパワハラ気味だけど面白い。そういう芸人が減ってきたこと。見た目が悪い・そんなに面白くない・だけど根がすごくいい人っぽい。そういう芸人が増えてきたこと。

これはテレビだけの話ではないのです。
これからは等身大の自分を磨かねばならないのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
yasuda21965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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