働き方

人は第一印象が9割。ということは自己紹介が9割

投稿日:2022年12月12日 / by

<変人・安田の境目コラム>

私、安田は初めて会う人と話ができない。だから自己紹介に力を入れます

自己紹介が大事だ!などとブログには書きましたが、実は私は初対面が一番の苦手なのです。子供の頃から人の目を見られないし、第一印象はとことん悪いです。

それは昔の話だろう。いくら何でも今は違うだろう。そう思われるかもしれません。だけど今でもまったく同じ。会社が潰れて完全に素に戻りました。飲食店では大声で注文ができません。聞いてもらえなかったら恥ずかしいし、そもそも大きな声が出ない。知らない人と初対面で会うと、3秒で話題がなくなってしまいます。

じゃあ、どうやって仕事してるんだ。と、不思議に思われるかもしれません。だからこそ、私は自己紹介をぐっと手前に持ってきているのです。それは会う前に始まっているのです。

人は自己紹介の工夫が大事
メルマガを書いたり、ポッドキャストをやったり、Twitter、Facebook、Instagramで投稿しまくったり。ここが私の自己紹介です。

私にとっては初めて会う人だけど、相手は私のことを知ってくれている。安田は根暗だ。オタクだ。変人だ。だけど悪いヤツではない。変わっているところがまた面白い。こういう人が私に会いにきてくれます。

だから私が変なヤツでも、根暗に見えても、突拍子もないことを言ったとしても、受け入れてもらえるわけです。これがないと私は会話すら出来ません。

苦手だったら、工夫をする。工夫して自分を印象付けることがとても大事

そんなわけないだろう、と言われてしまいそうですが、これは本当なのです。だからパティーも、結婚式も、苦手なのです。「どうも、どうも」と初対面で挨拶されても、相手は私を知らないし、私も相手を知らない。会話ができない。だから皆さん、ほんの数秒で私に見切りをつけて、去っていかれます。

苦手だからこそ、工夫する。これはとても大事なことだと思います。たぶん初対面にストレスのない人は、あまり工夫してないんじゃないでしょうか。結果的に自己紹介が下手だったりします。

口下手がダメなわけではありません。おしゃべり上手がいいわけでもありません。知らない相手に自分を印象づけるプロセス。これをしっかり考えている人が正しいのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
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1965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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