働き方

人生100年時代に日本を蝕む「老害問題」について

投稿日:2023年11月27日 / by

<変人・安田の境目コラム>

政治の世界はもちろん、経済界=毎日通う会社でなかにも「老害」がはびこってる

寿命を伸ばす研究よりも終わりを決める研究。こっちの方が大事だと思います。
何歳まで生きれば十分なのか。何歳以上はもう延命しないのか。そろそろちゃんと決めませんか。生きてりゃいいってもんじゃないのです。

これは寿命に限った話ではありません。いつまでも辞めない政治家とか。選挙に出るのも老人。投票しているのも老人。その構造が大量の居眠り議員を生み出し、問題発言ばかり繰り返す時代錯誤議員を生み出しているのです。

日本を蝕む老害問題の解決策
企業のトップも同じです。世界のトップはどんどん入れ替わって若くなっていくのに、日本のトップは老人のまま。自分ではzoomの設定すらできない。これで世界と戦えるわけがありません。
今はコードの読み書きが必須の時代。大企業のトップにはこの程度のスキルは必須のはず。それを実現するには経営トップを20年は若返らせないと無理でしょう。

今までやってきた功績は讃えればいいのです。だけど権力とくっつけてはいけない。ここを間違えるから悲惨な結果になるのです。日本は少子高齢化が最大の問題だと言われています。だけど本当の問題は世代交代が進まないことです。とくに教育と政治において全く進まないこと。

日本が陥っている老害地獄の解決のために、あえて“提案”をしようと思います

私の提案はこうです。50歳を過ぎたら選挙権を減らしていくのです。49歳までは1票。50歳を超えたら0.9票、0.8票、0.7票と減っていく。こうしない限り世代交代は起きません。老人が決める老人社会が続いていくのです。

老害がもたらす最大の問題は何か?それは社会の常識やルールが刷新されないことです。老人に優しい社会は確かに見栄えがいいです。でも自然の摂理に反しています。若者が活躍できる社会。若者に資源が集中される社会。それこそが持続可能な社会なのです。

日本を変えるには世代交代しかありません。そして世代交代を実現するには終わりを決める以外にはないのです。自分はまだまだ若い。まだまだ元気だから大丈夫。そう思っていること自体が老害の特徴なのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
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1965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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