働き方

結婚に失敗することと、会社を辞めることとの類似性

投稿日:2023年12月4日 / by

<変人・安田の境目コラム>

離婚したことがある人にしかうまく伝わらないお話かもしれませんが…

私はバツ1です。いわゆる離婚経験者。褒められたものではありませんが、バツ1にも2種類あることを知って欲しいのです。

1:離婚経験によって学習したバツ1
2:離婚経験によって学習しなかったバツ1

相性が悪かった。相手が酷い人だった。タイミングが悪すぎた。などと相手や環境のせいにする人。これは同じ結果を繰り返します。すなわちバツ2バツ3へと育っていくのです。

結婚の失敗と、社員退職の類似点
私は学習しました。今のままの自分では誰と結婚しても離婚される。これを前提に心を入れ替えたわけです。心を入れ替えてやったことは3つ。好かれる努力を続けること。優しくあり続けること。そして家事や育児を一緒にやること。

ちゃんと育児をやってみて分かったこと。それは育児がどれほど大変かということです。3人分もワンオペさせたら離婚されるのは当然だったのです。仮に離婚しなかったとしても相当な我慢とストレスを背負わせていたことでしょう。

年に1回旅行に行くとか。高いプレゼントを買うとか。そんなものではどうにもならないのです。毎日毎日の積み重ね。信頼を損なわないための努力。これがとても重要なのです。

今日の離婚危機を乗り切るために。
明日も離婚を切り出されないために。
何をすべきかしっかり考えて実行するのです。

結婚を継続するメリット/デメリットと、社員を雇うメリット/デメリットは似てる

そんなことまでして結婚などしたくない。そういう人は結婚しなければいいのです。結婚しなければ自由でいられます。だけど失うものも大きい。その天秤をしっかりと見極めることです。他人同士が一緒に暮らすのは奇跡のようなものなのです。

私が社員を雇わない最大の理由はこれです。寂しいけれど自由でいる方がいい。不便だけれどストレスがない方がいい。もし社員を雇用して組織を作っていくのなら、辞められないための努力は不可欠だと知るべきです。努力を怠ったその瞬間に「なぜ君が」と思う社員が辞表を持って現れるのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
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1965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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