働き方

売上げ増やして社員の賃上げを実現する唯一の方法!

投稿日:2024年2月26日 / by

<変人・安田の境目コラム>

人材確保のために初任給を大幅値上げする企業も続々と増えている昨今ですが…

社員の給料を増やす。休みも増やす。無茶だけどこれをやらないと人が定着しない。人が足りなくなると事業が成り立たない。採用するにも最低限の報酬や休みの提示は必須だ。これはもう避けては通れない課題なのです。
ではどうやって給料と休みを増やしていくのか。どう考えても原資が足りません。

社員の賃上げを実現したい
どうやって原資を確保するのか。会社の利益を増やす方法は3つあると言われています。

1)経費を削減すること。
2)販売数を増やすこと。
3)販売単価を上げること。

経費削減は散々やってきました。人件費にまで手をつけました。経費削減はもう限界です。

では販売数を増やすのはどうか。人が増えず仕事だけが増えていけば社員はさらに疲弊します。単に仕事を増やしても何の解決にもならないのです。

となると答えはひとつしかありません。販売単価を上げるのです。実は3つの中で単価アップが最も短期的かつ最大の効果があるのです。

値上げをする。それも、顧客に気持ちよく受け入れてもらえる上げ方をする!

問題はどうやって値上げを実現するかです。「もうしんどいです。値上げさせてください」とお客さんに訴えかける。何もしないよりはいいと思います。
だけどここはもうひと工夫。喜んで応じてもらえるように手を打ちましょう。

大事なのは理屈ではなく共感です。「単なるお願い」ではなく、「こういう理由だから仕方がない」という理屈でもなく、「ここにこだわっていきたい」という丁寧な説明をすること。ここがとても大事なポイントなのです。

値上げに際してやるべきことは3つ。

まず自分たちのこだわりや譲れないものを明確にすること。
次にターゲットを絞り込むこと。
そして最後に「共感を生むメッセージ」をしっかり伝えること。
メッセージを伝えることで顧客は自然と選別されていきます。

「そんなの自分には関係ない」という顧客は離れていきます。「それなら高くても買いたい」という顧客が増えていきます。顧客が入れ替わることで単価アップが実現します。同じ仕事量で利益が増えるので報酬や休みを増やせるのです。

そんなに上手くいくのか? いや、上手くいかす以外に方法はないのです。


<プロフィール>安田佳生(ヤスダヨシオ)
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1965年、大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルート社を経て、1990年ワイキューブを設立。著書多数。2006年に刊行した『千円札は拾うな。』は33万部超のベストセラー。新卒採用コンサルティングなどの人材採用関連を主軸に中小企業向けの経営支援事業を手がけたY-CUBE(ワイキューブ) は2007年に売上高約46億円を計上。しかし、2011年3月30日、東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後、個人で活動を続けながら、2015年、中小企業に特化したブランディング会社「BFI」を立ち上げる。経営方針は、採用しない・育成しない・管理しない。最新刊「自分を磨く働き方」では、氏が辿り着いた一つの答えとして従来の働き方と180度違う働き方を提唱している。同氏と差しで向き合い、こだわりの店で食事をし、こだわりのバーで酒を飲み、こだわりに経営について相談に乗ってもらえる「こだわりの相談ツアー」は随時募集中(http://brand-farmers.jp/blog/kodawari_tour/)。

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