コクヨ×渋谷ヒカリエで作り出す“ムーブメント”を起こす協働スペース
コンセプトにこだわったワークスペース
Creative Lounge MOVは、コクヨファニチャー(株)が運営するメンバー制オフィス。2012年4月に開業した渋谷の新ランドマークタワー「渋谷ヒカリエ」8階にあり、最先端の文化や情報の発信拠点として、これ以上ない立地だ。
オープン・ラウンジの空間コンセプトは、「街の中心にある広場」。多様なワーカーが集まる協働スペースでありながら、それぞれの感性を刺激するアイテムをほどよく点在させることで、コンセプトを具現化する。壁にはインテリアとしてのバスケットゴールや自転車が置かれている。
“コクヨならでは”の経験を活かした空間作り
コクヨファニチャーは家具メーカーである。だが、その事業領域はモノを売るだけに留まらない。これまでもオフィスや、商業施設の空間などの場作りに取り組んできた実績がある。
同社の田中氏は「空間だけ作って終わりではなく、その中でどんなアクティビティを起こしていくか、どうやって運用していくかというところまで踏み込んで提案していきたい。最近ではこの点をご評価いただき、MOVを見学頂いた方から空間づくりの相談を受けることも多い」と言う。同社が歩んできた道のりを見れば、MOV誕生は必然だったということだ。
アクティビティを生むための仕掛けとは
MOVが目指すのは、「境界を越えて交流することで、ムーブメントが起こる空間」。広いワークスペースを見渡すと、随所に“アクティビティ”を生むための仕掛けが散りばめられている。
例えばオープンラウンジにはコーヒースペースがあり、ここでは、自分で豆を挽くところからコーヒーを楽しむことができる。休憩している人同士でゆるやかなコミュニケーションが生まれる場にもなっている。
もちろん、空間以外の仕掛けもある。MOVは隔月でメンバー交流会を行っているが、その中でレクリエーションを企画し、親しくなるきっかけを積極的に作っている。また、MOVのスタッフがコンシェルジュとしての役割を果たし、つながりのサポートも行っており、最近ではメンバー同士のコラボレーションも増えているという。
渋谷は、多くの色が混ざり合う雑多な雰囲気を持つ、若さと自由にあふれる街。そこから常に時代をリードする新たな文化が生まれてきた。そんな渋谷の新ランドマークに誕生したCreative Lounge MOV。ヒカリエともうまく融和し、早くも大きな存在感を示し始めている同所が今後、どのような形で新たなムーブメントを巻き起こすのか、注目である。
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http://www.shibuyamov.com/