
名刺入れの使いやすさを追求するとどうなるのか

固定部が最少だからラクラク取り出せる
名刺交換は商談のスタートだ。わずかな時間だが、スマートな名刺交換をするだけでも、商談を有利に進めることができる可能性がある。営業Yは、名刺交換でもたつき、その焦りから、せっかく練習を重ねたプレゼンの流れを失念した苦い経験がある。幸い商談はまとまったものの、以来どうも名刺交換では妙に緊張してしまう。
Beahouseの「自由メイシイレ」は、「不自由な名刺ケースはもうやめよう」という狙いで開発をスタート。同社の新レーベル「ThinkAism(シンカイズム)」のプロダクトとして、動作としての名刺交換のしやすさを追求した“真化”した名刺入れとなっている。

厚さはわずか10ミリ。見た目もスマートだ
大きなポイントは、名刺をほとんど固定しない構造にしたことにある。名刺を固定する部分は、角の小さな三角ポケットのみ。従って、名刺は自在に取り出せる。本当にスッと名刺を取り出せるので、所作自体がスマートに映る。それでいて、閉じてホックを留めれば、名刺は確実に固定され、まさに無駄のない構造となっている。
機能性だけでなく素材にもこだわり、タンニンなめしで革を仕上げた栃木レザーを使用。使えば使うほど味わいが深くなる。これまで、名刺を入れるものとしてしか見ていなかったYだが、スマートビジネスパーソンになるべく、まずは名刺入れの買い替えからスタートすることにした。税抜5,900円。