働き方

東京駅前に誕生した最先端コンセプトの情報発信拠点

投稿日:2015年10月29日 / by

ヤマダの概念覆す家電の“最先端ショールーム”

東京八重洲口に誕生したヤマダの最先端旗艦店

東京八重洲口に誕生したヤマダの最先端旗艦店

ヤマダ電機が2015年10月29日、東京都千代田区八重洲でオープンする新店舗「Concept LABI TOKYO」を公開した。オープンは10月30日。地下1階から10階まで、各フロアをステージと表現し、斬新な陳列を取り入れ、最先端の製品を展示する。

東京駅八重洲口にほど近い一等地に誕生した同店舗は、1階にアップルが大きなスペースを構え、地下1階は、外国人観客(インバウンド)需要を取り込むべく、土産物店が入る。この構成からも、同店舗がなにを見据えるかが明確となっている。

「店名のコンセプトは基本概念という意味の他に、既成概念にとらわれない新しい視点といった意味もある。いままでの家電店のあり方を変える、日本にも世界にも誇れるフラッグシップ店になったと思う」と山田昇社長は、胸を張った。

“一等地”に君臨するアップルスペース

“一等地”に君臨するアップルスペース

アップルを“店内一等地”に据えたのは、世界的に影響力があるブランドだからだ。ソニーやパナソニックも占有スペースを確保しているが、上階へ追いやられている。最先端の情報発信拠点と位置付ける同店は、製品はもちろん、店員、そしてメーカーさえも最新の序列で配置する、リアルにグローバルな動きが体感できるスペースなのだ。

最大規模の法人部門も設置

特長的なのは、どのスペースもポップはなく、スッキリした陳列となっている点だ。まるでショールームのように客が製品を手に取り、最先端を体感できることが最優先されている。この点は、同社の既存店とは大きく異なる部分といえるだろう。もちろん、同社の強みであるディスカウントは、キープされており、十分に満足した上で購入できる売り場となっている。

ロケーションの強みを生かしたという点では、10階がユニークだ。官公庁・企業法人向けの「東京法人営業部」を設置。法人コーナーとしては最大規模のスペース・陣容とし、周辺企業の開拓を進める。セミナールームも設置され、随時、ビジネス関連のセミナーを用意。直近ではマイナンバー関連やWindows10関連の講座がラインナップされている。

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同フロアにはさらに、プロユースから個人ユースの3Dプリンタコーナーも設けられ、デモで実際の動きを確認した上で、購入を検討できる。家電店の域を超えた、まさに最先端のアイテムを全11フロアの隅々に陳列する同店。その内部は、まさにコンセプトに違わぬ、最先端の情報発信ビルにふさわしい。

また、宅配においても最先端を導入。中央区、千代田区港区在住の個人・法人を対象とした、小型・大型家電から消耗品、生活用品まで約400万アイテムの商品を、午後3時までの注文に限り、最短3時間で配達する「スーパーエクスプレスサービス」を開始。物流面でも革新に挑む。なお、同店で購入した最先端製品は、全国のヤマダ店舗で受取が可能となっている。

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