
動物看護士
概要
獣医師の補助が主な仕事。動物の保定や、器具の準備・消毒・片付け、入院動物の健康管理、体温や尿・血液の検査、病状や池沼内容について飼い主へ説明、手術の助手、カルテの管理などを行う。また、動物に関わる仕事だけではなく、受付や電話での問い合わせの対応を行ったり、製薬会社へ注文などの仕事も行う。
その職業に就くために
動物看護に関する知識を身につけてから動物病院などに就職することが一般的。現在、公的な資格は存在していない。しかし、関連するものとして「JAHA認定動物看護士」があり、就職する際にはこの認定を持っていれば有利になることもある。現在、動物看護士の価値を高める動きが広まっており、将来動物看護士が国家資格となることも考えられる。
年収
369万円(職業ナビ)
適性
動物は言葉で病状や苦痛を伝えることができないため、それを察する能力が必要である。また、動物だけではなく飼い主も不安を抱いているため、ペットがどのような状態なのかを聞き取ったり、治療方法や動物のアドバイスを伝えることのできるコミュニケーション能力があることは重要なポイントだ。その他、暴れる動物を押さえたり、夜間まで入院している動物の世話をすることもあるため、体力も必要とされる。