
放送記者
概要
テレビやラジオで報道のための取材を行う。国会や行政、地方自治体や警察などの記者クラブに常駐して情報収集を行ったり、事件の現場に行き現場からニュースを伝える。放送記者は外勤記者と内勤記者に分かれている。外勤記者は、番組放送中に現場から情報を伝えたり、放送局に情報をまとめて編集部に送ったりする。内勤記者は、取材先から送られてきたデータをもとにまとめ、番組で使えるよう編集する。
その職業に就くために
幅広い知識や教養を求められるため大卒者がほとんど。放送局の就職試験を受けて採用される。しかし、競争率は非常に高く難関だ。放送記者になれたら、まず1か月程度の研修が行われる。そこで放送の仕組みや機材の使い方、記事の書き方を学ぶ。
勤務地は、大都市、地方の主要都市、海外に派遣されることもある。
年収
1000万円
適性
内勤記者の場合は週に1回以上の泊まり勤務があり、さらに徹夜で作業することも少なくない。外勤記者の場合も、事件の発生によって勤務時間は大きく変動する。そのため、体力ともにフットワークの軽さが求められる。その他にも、膨大な情報の中から求める情報を選ぶことのできる力や、情報をわかりやすく伝える力、海外勤務になる場合は語彙力が必要。