職業

林業作業者

投稿日:2014年10月31日 / by

概要

森林を管理し、育成した樹木を資源として生産する。季節によって仕事は異なる。夏・秋には苗木の成長を妨げる植物を除去する「下刈り」、樹木に巻き付いたつる性植物を除去する「つる切り」、形質の悪い気を除去する「除伐」、良質材を生産し、林内の光環境を整えるための「枝打ち」、林内を適切な密度にする「間伐」、「道具の手入れ」を行う。冬・春には寒伏せ、雪起こし、主伐、集材・運材、地ごしらえ、植付け、重機のメンテナンスを行う。

その職業に就くために

学歴や職歴、年齢などの制限は比較的ない。森林組合や林業会社などに就職する人が多い。チェーンソーや刈払機の資格が必要であり、公的機関などが実施する講習等を受講して取得する人がほとんどだ。その他にも、測量士や大型林業機械の資格等があると就職する際に有利となる。

年収

200~300万円

適性

一人前と認められるまでに、3~5年かかるといわれている。そのため、仕事に対して忍耐力が必要となるだろう。さらに、朝早くからの作業や、重い荷物を背負って作業場に行くため、体力が求められる。また、斜面での作業では命の危険を伴う場合があり、常に状況に応じた判断をしなければならない。

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