
かん詰・びん詰・レトルト食品製造工
概要
かん詰・びん詰・レトルト食品製造工は、これらの食品を製造、加工をする仕事を行っている。原料の受入、洗浄、調整、調理、容器充填、密封、加熱殺菌、冷却、箱詰、出荷などの工程がある。作業は分担制であり、他の従業員と連携しながら仕事を進めていく。
その職業に就くために
特に免許や資格は必要とされない。職場での経験を通じて技術、知識を身につけていく。
食品を扱う仕事であるため、食品や衛生の知識や理解はもちろん必要になる。特に、容器密封機械や加熱殺菌機械を担当する場合はより高度な技術と知識が求められる。日本缶詰協会が「主任技術資格認定制度」として実施している殺菌管理、巻締管理、品質管理などの講習会によっても可能である。
年収
190万円
適性
就業人口の約7割が女性占められており、中高年主婦のパートタイマーが多い。工場によっては有給休暇も取り易い。食品製造業、高級食品部門の場合、お歳暮、お中元の時期が繁盛期になる。それ以外の通常期、閑散期になると10日以上の連休月が5回程ある。工場内での仕事をコツコツと行える人、食品を扱う仕事に興味がある人には向いている仕事だ。消費者からの喜びや、感謝応援の生の声が会社に届くこともあり、仕事のやりがいに繋がっていくだろう。