
機械組立工
概要
機械組立工はその名の通り、様々な種類の産業用機械を組み立てる仕事を行う。仕事の大まかな手順は、機械組立工程において規定の条件を満たした機械部品を図面に従って組立て仕上げ、顧客に引き渡すという一連の作業を行う。組み立てる機械の種類は非常に多く、金属の切削や曲げ加工を行う工作機械や鍛造機械、プラスチック製品を作る合成樹脂加工機械、溶接などを行う産業用ロボットなどが代表的である。
その職業に就くために
大企業では入職者に対し、技能訓練生として技能のみならず安全や知識についての訓練を行う。職業訓練校出身者の場合はそのまま機械組立工に従事するのが一般的であり、企業の指導員が基礎的技能取得の補助を行うところが多い。
年収
408万円
適性
組立作業は、従来に比べ作業環境が改善されてはいるが、肉体労働を伴うことから体力や耐久力を必要とする。また、作業は最終工程であるため、設計や機械加工などの前工程が遅れることもある。その際、納期に間に合わせるために残業や休日出勤が必要になることもあるので、入職前に確認するように。